自然の産物なのでしょうか・・
マリモ
2021年3月29日(月)
起床 6時05分 気温 12℃ 降水量 0mm 湿度 97%
天気予報 天気回復し日差しあり 昼間は心地よい体感
最高気温 21℃ 風 0m 花粉と黄砂あり 濃霧注意報
春分(しゅんぶん)
春分とは、太陽が真東から昇り、真西に沈む日のこと。
昼と夜が同じ長さになる春分の時期を二十四節気の大きな節目のひとつとします。
新暦 3月20日~4月3日
次候 桜始開(さくらはじめてひらく) 新暦3月25日~3月29日
その春に初めて桜の花が咲くころ。
古来、人は桜を愛で、数々の歌を詠んできました。
今朝 7時25分 撮影 北の空 空イッパイにうすい雲
日の出 5時42分 日の入 18時10分
昨日は、朝から天候がおもわしくなく雲の多いスカッとしない日であった。
サクラも満開に近く、春の盛りとなっていた。
裏山に咲いているサクラの枝を切り取って、妻が春を玄関に飾ってくれた。
サクラ
さて「今日は何の日」かというと、3月29日は、「マリモの日」でした。
1952(昭和27)年の3月29日、阿寒湖のマリモが国の特別天然記念物に指定され、この日が「マリモの日」となったそうです。
マリモ
マリモは、丸い形の一つ一つが一個体なのではないようです。
もともとは細い繊維状の藻で、丸い形は生物学的にいえばマリモの「集合体」ということになるそうです。
細い繊維状のマリモは日本やヨーロッパなど、北半球の緯度が高い地域に広く分布しているそうです。
そのうち、丸い形のマリモが生息するのは、約40カ所でした。
さらに、丸い形のマリモが数多く“群生”するのは、日本の北海道の阿寒湖と、アイスランドのミーヴァトン湖だけだというのです。
ところが、ミーヴァトン湖では2010年代に入り、工場の排水が原因でマリモが壊滅してしまい、2014年にはマリモの数はわずか2個になってしまったというのです。
こうしてとうとう阿寒湖が、丸い形のマリモの群生が観測できる最後の地となったのだそうです。
阿寒湖
丸いマリモは、阿寒湖の中でも特に北側のチュウルイ湾付近に生息しているようです。
同じ阿寒湖でもほかの場所では、不思議なことに丸くないのだそうです。
湖底に漂う「浮遊型」や、岩の表面に付着する「着生型」がほとんどだそうです。
世界のマリモを見ても、丸くないのがほとんどなのです。
では、なぜ阿寒湖のチュウルイ湾付近のマリモだけが丸くなるのでしょう。
チュウルイ湾
チュウルイ湾のあたりはいつも風が強く吹くそうです。
この強い風によってマリモはつねに波に揺られた状態になります。
すると、はじめはユラユラと動いていたマリモが、回転をはじめます。
しかも、波に流されて遠くへ行ってしまうことなく、その場でクルクルと回り続けるのだそうです。
これによって全体的に光を浴びることができるので、満べんなく光合成ができ、下側になった部分が腐ることなく丸く成長できるというわけなのです。
この回転は、チュウルイ湾ならではの風によって起こります。
春になると(といっても、道東では5月の下旬ごろ)、チュウルイ湾には風速7~10mの強い南風が吹くそうです。
この強い風が湖底に水の流れを作るので、マリモが回転するのです。
風が強すぎるとマリモは岸に打ち上げられてしまいますが、風が弱すぎると波が湖底に届かずマリモは回転できません。
強すぎず弱すぎず、この絶妙な風によって、チュウルイ湾のマリモは丸く大きく成長できるのだそうです。
マリモの生息地であるチュウルイ湾は保護区域なので、普段は許可なく一般の人は立ち入ることはできませんが、年に数回、釧路市などが主催して、地元の小中学生や一般人を対象に、生育地への立ち入り観察会を実施しているということです。
この観察会はマリモを直接観察することができる貴重な機会となっているようです。
コロナ禍による非常事態宣言は解除されましたが、人々の動きは以前より増えたところもあり相変わらずのようです。
気持ちのタガをゆるめないように気を付け、感染を拡大しないように見守ってくださいと祈りましょう。
コロナ感染症のワクチン接種が高齢者にも、いよいよ4月には順番がマワルということなので、それまで外出を控えて感染を防いでいきます。
コロナに感染され、療養中のみなさま
これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま
台風や水害で避難されたみなさま
みんなで気持ちをしっかり持ち
ともにがんばってまいりましょう。
復旧に向けても ともに頑張りましょう
そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま
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