10年ひと昔とは言うけれど
上野動物園入り口
2021年3月11日(木)
起床 6時54分 気温 0℃ 降水量 0mm 湿度 69%
天気予報 青空の広がる一日 昼間は気温上昇で春の陽気
最高気温 16℃ 北西風 2m 朝晩は冷える 乾燥注意報
啓蟄(けいちつ)
啓蟄とは、陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころのこと。
一雨ごとに春になる、そんな季節の気配を感じながら。
新暦 3月5日~3月19日
次候 桃始笑(ももはじめてわらう) 新暦3月10日~3月14日
桃のつぼみがほころび、花がさきはじめるころ。
花が咲くことを、昔は、笑うと言っていました。
今朝 7時55分 撮影 南の空 雲の少ない青空
日の出 6時08分 日の入 17時55分
今日は、「東日本大震災発生の日」です。
あれから、もう10年たったのです。
今朝の新聞にも、「震災後10年」をテーマにして特集が載っていました。
これまで「10年ひと昔」とよく言われましたが、当事者にとってはつらくて忘れられない年月であったであろうと想像することしかできません。
新聞を見ても、未だに避難所生活を余儀なくされている方々が多いことにも驚かされました。
写真からもわかるように、越前高田市の被災地10年後の今の写真も載っていました。
この調子で復興できる日がくるのか、心配になりました。
日本人はもちろんですが、世界の国々から支援が続いているともしりました。
今後、被災者のみなさんをはじめ世界の人々が、一日も早く安心して安らかな暮らしができることを祈ります。
気持ちの沈んだスタートとなってしまいましたが、これからもこの事実を忘れることなく心にきざみ、地域の高齢者仲間ではありますが、頑張っていこうと再確認をしていきます。
さて「今日は何の日」かというと、3月11日は、「パンダ発見の日」でした。
3月11日は、パンダが広く世界中に知れ渡るきっかけとなった日として「パンダ発見の日」と制定されています。
人間よりもずっと昔から地球に存在しているパンダですが、人々の目に触れることはほとんどなく、長い間中国の山奥でひっそりと暮らしていたそうです。
その風変わりな姿を見た地元の猟師からは、シロクマや獏(バク)などと呼ばれており、正体不明の怪獣だと思われていたようです。
また、神様が姿を変えて地上に降りてきた動物であると信じられており、神獣として扱われていたそうです。
1869年 (明治2年) 3月11日、フランス人宣教師のアルマン・ダヴィッドが中国を訪れた際に、地元の猟師が持っていたパンダの毛皮を発見しました。
ダヴィッドは博物学にもたけており、その見たことのない珍獣の毛皮と骨を得て、パリの国立自然史博物館に送りました。
この出来事が、パンダが世界中に知られて人気者となるきかっけとなったのですが、同時にパンダの悲しい歴史の幕開けともなってしまいました。
パンダの存在が世界中に知れ渡るとともに、白黒模様のパンダの毛皮が人気をよび、毛皮目的の狩猟が盛んになりました。
もともとの個体数も少なく、早く走って逃げることも反撃もできないパンダにとって、この狩猟ブームは絶滅の危機という残酷な結果をもたらしました。
1900年代に入ると、中国は外交のカードとしてパンダを使うようになり、国交回復や友好のしるしとしてパンダを贈るようになりました。
それと共にパンダは『国家一級重点保護野生動物』に指定され、密猟などは禁止されて厳しく取り締まられるようになりました。
1940年には初の野外調査も行われ、野生の個体数が激減していることが明らかになります。
その後1955年に北京動物園で始めて飼育・展示が始まり、パンダの研究と個体数を増やして保護する活動が本格化しました。
中国の懸命な努力により、パンダの個体数は1600頭ほどまで回復したと報告されていますが、一方でパンダの生息地である密林はどんどん破壊されつつあり、野生のパンダを取り巻く環境はいまだ厳しいものとなっています。
これからの課題は、飼育下で生まれ育ったパンダ達が野生へ還ることができる環境を整えることと、未だにあとを絶えない密猟を撲滅することです。
ちなみに初めて日本にパンダが来たのは、ダヴィット神父がパンダの毛皮を発見してから100年以上経った、1972(昭和42)年のことです。
中国との国交正常化を記念して、上野動物園に二頭のパンダが贈られました。
パンダの名前はカンカンとランラン。
この二頭のパンダの来日で、日本は一気にパンダブームに!
上野動物園の入場待ちで、隣の御徒町駅まで行列ができたそうです。
日本でも大人気のパンダ。
世間に広く知られるようになったのはそんなに昔のことではなかったんですね!
ちなみに、中国はこのパンダを使い世界の各国とパンダ外交を行っています。
古くは、1941年のアメリカに始まり、イギリス、旧ソ連、日本、フランス、イギリス、メキシコ、スペイン、ドイツ、オーストラリアなどがあります。
最近のニュースで、コロナ感染症のワクチン接種が高齢者にも、4月ごろには順番がマワルということなので、それまで外出を控えて感染を防いでいきます。
今しばらくは、ワクチン接種後の様子見と、落ち着くまでの慎重な生活を心がけることが肝心ですね。
コロナに感染され、療養中のみなさま
これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま
台風や水害で避難されたみなさま
みんなで気持ちをしっかり持ち
ともにがんばってまいりましょう。
復旧に向けても ともに頑張りましょう
そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま
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