メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

認知症になってしまったら・・・

我が家の夕食の献立です。
       塩分ひかえめ・低蛋白・カロリーひかえめ 
これを見ただけで、一安心でした。
と、言うのも、最近妻の体調がすぐれず、夕食の準備が辛そうであったからです。


わたしがいつものように昼寝をして起きると、買い物に乗せて行ってと頼まれたのです。
また、いつものように午後3時過ぎになって、車で10分ほどのところにあるスーパーまで夕食の準備で買い物に出かけた。
私の任務は、運転手と散歩を兼ねて買い物用のカートを引いてついていくことでした。


今年から妻も後期高齢者となり、後期高齢者家族となりました。
近くに住む長女からは、
「最近、お母さんは同じようなことを何度も話す。」
と聞いていたことにも心配の原因があった。
しかも、今日がわたしの月一の定期健診日であり、8時40分に家を出て病院へいった。
病院までは車で20分ぐらいであり、道路もすいていた。
受付を済ませて、すぐに採血をした。
病院はかなりすいていたが担当医との面談の時間までは1時間以上あった。
その間に読んだ本が、二つ目の心配の原因であった。
その内容には、
 〇 日本は長寿社会になっている。
 〇 誰にとってもボケは身近な存在になっている。
    だから、「どうすればボケを防げるか」ではなく
        「どうすれば幸せなボケになれるか」
 と、考えたいというのだ。
ボケさせないために
1 ボケても楽しく暮らしたいという感情があるので、温かな見守りが必要だ
2 人とつき合い、世間と付き合う時間こそがボケを遠ざける
3 声を「かけたりかけられたり」の暮らしが大切
4 ボケた人に無用なストレスをあたえてはいけない
5 その人の「変わらない部分」と付き合っていこう
6 確認、質問はいらない、相手の話にうなずくだけでいい
瞬く間に、待ち時間が過ぎた。
わたしの面接結果は順調に進んでいるとのことだ。


改めて、日ごろの妻の言動を思い出しながら読み進めていたので心配になっていた。
とにかく、おいしい夕食であった。
それでいい。