メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

新しい年に 幸せと恵みを

  お正月準備


2020年12月29日(火) 


起床 7時20分  気温 1℃  降水量 0mm  湿度 62% 


天気予報  日差しあり穏やかな空  嵐の前の静けさ
最高気温 14℃ 風速 0m  年末に大寒波あり


今朝 7時55分 撮影 西の空  うすく雲の広がる青い空
日の出 6時59分    日の入 16時48分 


起きた時にはすでに日の出の時間が過ぎて明るくなっていた。
太陽はまだ見えないが、東の空が雲がかかっているが赤みを帯びている。
7時45分になり、雲の間から太陽が顔をだす。


空一面には雲が少なく、晴天の予想。


今日は、高齢者クラブの年中行事になっている「お宮そうじ」の日です。
この年末の29日には、各家庭で餅つきをしない日になっていたから、毎年この日に決まっているのです。
なぜかというと、「9」の付く日に餅をつくと、「苦もち」になるからとの先輩の言い伝えがあったのです。
我が家も「門松」は、昨日の内に孫に助けてもらい立てておきました。

   孫の門松立て


さて「今日は何の日」かというと、12月29日は、「福の日」でした。
「苦の日」ではなかったのでよかったです。
これは、株式会社紀文食品が制定したお正月準備のための記念日です。
でも、正月行事本来の意味、いわれを知ることで福を招いてもらうのが目的だそうです。

 福の日です

日付は、もちろん、お正月前の12月、2(ふ)、9(く)の語呂合わせで、この日に買い物や大掃除をして正月に備えようと提案しているのです。
お正月の準備のほとんどは、高い山から降りてこられる「年神様」をお迎えするためのものだといわれています。
年神様(歳神様)は初日の出と共に来られるという考え方もあり、初日の出を拝むという風習が日本にはあります。
「煤払い(すすはらい)」をして家をきれいにして、「しめ飾り」で聖域としての結界を作ります。
もともとは、家中にしめ縄を張り巡らせていたものが簡素化されてしめ飾りとなっているのです。

しめ飾り   門松


そして、年神様に見つけてもらう目印として「門松」を立て、依代(よりしろ)=居場所として「鏡餅」を飾ります。


お正月行事というのは、新年の神様である「年神様」を家に迎えて・もてなし・見送るための行事ですが、お迎えした年神様の居場所が鏡餅です。

鏡餅(神様の居場所)


鏡というのは、古くは弥生時代から使われ、三種の神器の一つでもあります。
鏡は、日の光を反射し太陽のように光ることから、日本神話で太陽の神様とされる天照大神に見立てられ、神様が宿るものと考えられるようになりました。
伊勢神宮をはじめ、鏡をご神体としているところもたくさんあります。
そこで、稲の霊が宿った神聖なものとして神様に捧げられるお餅を、神様が宿る丸い鏡に見立てて「鏡餅」と呼ぶようになり、年神様の居場所(依り代)として正月にお供えするようになりました。
年神様は新年を司る神様ですが、ご先祖様であり、農耕の神様でもあると考えられており、新年の幸福や恵みをもたらすために家々にやってきて、鏡餅に依りつくとされています。
お供えした場所に依りついてくださいますので、鏡餅は1つに限らず、複数お供えしても良いわけです。
そのほかに、年神様へのお供えとしての「おせち料理」や神様と一緒に食べるための「祝箸(いわいばし)」を用意します。


 おせち料理


このように神様を家にお迎えするのは、とても大変なことです。
年神様をお迎えする伝統行事とは関係なく、江戸の町民の間で広まった風習が「年越しそば」です。


なんとなく続けていた習慣でも、それぞれの本来のいわれを知ると、なかなか味わい深いものがありますね。


鏡餅を片づける日を鏡開きの日といい、年神様がいらっしゃる松の内(1月1日~1月7日)が明けた毎年1月11日に行うのがふつうですが、地方によっては早くなったり遅くなったりしています。


固くなったお餅を割って、お汁粉に入れて食べるのもおいしいですよね。



これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。



復旧に向けても ともに頑張りましょう
         そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま