メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

迎春の準備ができたら雪が降ってきた

   孫の建てた門松


2021年12月31日(金)


起床 7時11分  気温 0℃  降水量 0.5mm  湿度 95% 
天気予報  今日は日差しが届いてもニワカ雨や雪あり 北風で昼間も寒い  
最高気温 3℃  北西の風 2m  大雪注意報  


冬至(とうじ)
 冬至とは、一年でもっとも昼が短く、夜が長いころのこと。
これから日が伸びていくので、古代には冬至が一年のはじまりでした。
      新暦 12月21日~1月4日
末候 雪下麦出(せっかむぎをいだす)
     新暦 12月31日~1月4日
   降り積もる雪の下で、麦が芽を出すころ。
   地中や、冬木立の枝先で植物は芽吹く力を育みます。
 


旬の魚介(イセエビ):旬の野菜(ユリネ)


今朝  8時00分  撮影 南の空   一面雪雲に覆われている
日の出 6時59分   日の入 16時49分



いつものように部屋も寒いし、まだ外もうす暗い。


ストーブの赤い火を眺めながら温まり、ゆっくりと着替えをする。


着替えていつものようにカーテンから外を見ると、白いではないか。
うっすらと雪が積もっているのだ。


急いで庭に出てみたが、気温はそれほど低くもなく、水槽の水も凍り付くことはなかった。


   雪の積もった景色と垣根


昨日、孫が剪定してくれた垣根が気になっていたので向かっていったのだが、高さもきれいにそろっていて安心した。


居間に戻り、突然の雪景色でびっくりしたが、年末のこれまでの仕事を思い返してみて順調にできてホッとした。


昨日は、歳神様を迎えるまでの大仕事が残されていたのだ。
それは、門松を用意するということだった。


午前中に室内用の門松に必要なものを購入したり調達して待っていた。


   大根の門松(室内用)

室内用の門松は、大根を輪切りにして、中心に松・竹・梅の小枝を差した物。
これらの松竹梅の小枝は、裏山と庭で切り取っておいた。
この仕事は、メタじいが子どものころから受け継いでいる門松で、これからも受け継いでもらいたいという願いから造り続けている。


午後になると長女の子ども(孫)が男女2人で応援にきてくれた。


ひとりは19歳になる孫息子で、主に外仕事の門松づくりをしてくれた。


   神社の門松づくり


この子は中学生のころから一緒に手伝って作っていたので、昨日はひとりで仕上げてくれた。
太い竹を切り分け、梅と松の枝を切ってきて門松にしたのだ。


もう一人の孫娘は今中学3年生で、主に部屋のそうじや神棚への飾りつけを担当してくれた。


   神前用の門松



   玄関用の門松


これで、大方の迎春準備が片付いたので今日はゆっくりできると思う。


ここまでブログを書いてきて、庭をみるとまだ粉雪が舞っている。



さて、「今日は何の日」といわれると、12月31日は「大晦日」です。


一年の最後の日である「大晦日」。


旧暦では毎月の最終日を「晦日(みそか)」と言い、一年で最後の晦日であり、最も大事な日である12月末日を「大晦日」と呼ぶようになりました。


なぜこう読むのか疑問に思われがちですが、かつて「みそか」は「三十日」と書いていたとわかると納得ですよね。
また、「晦(つごもり)」という字には、「月が隠れる日」という意味があることから、毎月の末日を指す言葉として使われるようになったそうです。


   大晦日


大晦日の行事は、平安時代から行われていたと言われており、新しい年の穀物に実りをもたらしてくれる「歳神様(としがみさま)」を祀るための準備が行われていました。


歳神様は各家を訪れると信じられていたため、大晦日から家にこもって眠らずに夜通し祈願する「年籠り(としごもり)」をすることが一般的で、これが大晦日の風習の由来と言われています。


時代の流れとともに年籠りの風習は形が変わり、元日に行われていたお参りが残って、現在の「初詣」につながっています。
ちなみにお正月にお馴染みの門松や鏡餅、注連縄(しめなわ)を飾るのも、歳神様をお迎えするために行われていたものです。


大晦日の風物詩といえば「除夜の鐘」。


   除夜の鐘


深夜0時を挟んで撞(つ)かれる108回の鐘の音を聞いていると、一年の終わりと、新しい年の幕開けを感じるという方も多いのではないでしょうか。


この鐘は正式には仏教の仏具である「梵鐘(ぼんしょう)」といい、その澄んだ音色には苦しみや迷いを断ち切る力があると言われています。


大晦日に食べるものといえば、やはり「年越しそば」。


   年越しそば


細く長いことから健康長寿などの縁起をかついで、江戸時代の頃から食べられるようになったと言われています。
そばは切れやすいことから「今年一年の災厄(さいやく)を断ち切る」という意味もあるとか。


地域ごとに特色があり、有名なところでは北海道や京都の「にしんそば」、福井の大根おろしをのせた「越前そば」、沖縄の「沖縄そば」など。
いろいろな具材を載せてみるのもありかもしれませんね。


新しい年に日付が変わったらすぐに初詣がしたいという方も多く、大晦日の夜から混雑する有名な神社やお寺もありテレビなどで中継しています。


大晦日の深夜零時をまたがって参拝・参詣することを「二年参り」といい、ご利益が2倍になるとも言われています。


今日は、ご利益が2倍になるといわれる深夜零時の「二年参り」に挑戦してみてはいかがでしょうか。


当地方は、現在大雪注意報が発令中で、これ以上の積雪のないことを祈るのみです。


では、マタ新しい年にお会いしましょう。