吐く息が白く見えるようになってきた
漆器の展示
2021年11月13日(土)
起床 6時34分 気温 3℃ 降水量 0mm 湿度 94%
天気予報 今日はスッキリと晴れて穏やか 朝晩は寒くても日中は暖か
最高気温 14℃ 風速 0m 注意報なし
立冬(りっとう)
立冬とは、冬の気配が山にも里にも感じられてくるころのこと。
木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れのようすが目立ってきます。
新暦 11月7日~11月21日
次候 地始凍(ちはじめてこおる)
新暦 11月12日~11月16日
地が凍り始めるころ。
霜が降り、氷が張り、季節は冬を迎えます。
旬の魚介(けがに):旬の野菜(ほうれんそう)
今朝 7時10分 撮影 西の空 澄んだ空気で雲ひとつない青空
日の出 6時24分 日の入 16時47分
今朝は、空気が澄んで辺りが白っぽく見える。
気温も低く、エアコンを入れながら着替えをした。
勝手口から庭にでると、吐く息が初めて白く見えた。
この時季になると花の色が少なくなり、樹木の紅葉が多くなってくる。
屋敷内にもいくつか紅葉が始まっている。
ナンテンの実と四季桜
ヤマイモの紅葉
花壇にも紅葉ではないが、アイリスの新芽が伸びてきた。
アイリスの新芽
アイリスは、白色や紫色の花を咲かせる多年草で、世界中に約170種類の仲間が自生しています。
耐暑性や耐寒性が強く、ガーデニング初心者でも育てやすい球根植物です。
アイリスは、地下に「球茎」という地下茎を伸ばして成長していくのが特徴です。
アイリスの根茎から採取される精油は、アロマオイルや香料にも利用されているそうです。
ウエルカム
さて、「今日は何の日」といわれると、11月13日は「うるしの日」でした。
何故この日が「うるしの日」となったかというと、話は平安時代にまでさかのぼります。
平安時代、文徳天皇の第一王子の惟喬親王(これたかしんのう)が、京都の嵐山の法輪寺(「うるし寺」として知られる)を参拝し、満願の日に虚空蔵菩薩から「漆器の製法」「うるしの製法」を伝授され、日本中に広めたという伝説があります。
法輪寺
この「漆器の製法」「うるしの製法」の伝授された満願の日の11月13日に感謝の意味を込めて、法恩講(「漆まつり」)として供養するようになった日を記念日として「うるしの日」になったということなのです。
そして、1985年(昭和60年)に日本漆工芸協会によって制定された記念日です。
記念日になるまでの11月13日は、以前から漆(うるし)関連の仕事をする人にとっては、祭日で、親方が職人にお酒や菓子などを配り、労をねぎらう日でもあったそうです。
漆器は、日本で生まれたモノかは分かりませんが、日本の風土になじみ、日本で磨きがかかり、日本を代表する伝統工芸になり、世界的に知られるようになったのです。
うるしの椀(わん)
漆器は、どこで生まれた技術かは分かりませんが、古くは古代エジプトの遺跡から漆を使った道具も出土しているそうです。
日本では9000年前の遺跡から漆塗りの櫛が出土しています。
このため、漆塗りの技術は、古い時代から日本はもちろん、世界的に利用されていた技術のようです。
日本の漆の技術の工芸が最も華麗な蒔絵の技法を歴史的にみると奈良時代に生まれ、鎌倉時代には、技術的に完成したとされています。
そして、江戸時代の初期には、尾形光琳によって芸術的に高い物へと発展し、現代の漆工芸に受け継がれているようです。
蒔絵の箱
漆器の色と言えば、黒か朱色のイメージが強いですが、現在では、色々な色が出せるようになっているようです。
漆(うるし)は、漆の木やブラックツリーなどから樹液を採取し、それを天然樹脂塗料として塗料や漆工として使われます。
漆の採取
また、金箔(きんぱく)を貼る時の接着剤としても使われるそうです。
11月に入り、コロナ感染者数が全国で100人を切った日もありました。
息子の住む名古屋でも感染者が大幅に減ってきたと喜んでいます。
でもまだまだ安心はできませんが、一時の感染者数に比べれば気持ちが随分と楽になってきました。
すでに、コロナに感染され療養中のみなさま
これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま
台風や水害で避難されたみなさま
みんなで気持ちをしっかり持ち
ともにがんばってまいりましょう。
復旧に向けても ともに頑張りましょう
そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま
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