移りゆく季節を大切にしながら、毎日を過ごしたい
夏も近づく八十八夜
2021年5月1日(土)
起床 6時25分 気温 9℃ 降水量 0mm 湿度 67%
天気予報 本日天気下り坂 午後は雨強まる 突風・アラレ注意
最高気温 19℃ 南南東 風速 1m 雷注意報
穀雨(こくう)
穀雨とは、たくさんの穀物をうるおす春の雨が降るころのこと。
この季節の終わりには、夏のはじまりを告げる八十八夜が訪れます。
新暦 4月20日~5月4日
末候 牡丹華(ぼたんはなさく)
新暦 4月30日~5月4日
牡丹の花が咲きだすころ。
中国では、牡丹は花の王さまというほど愛(め)でられてきました。
今朝 7時05分 撮影 東の空 雲少なく上天気の模様
日の出 5時00分 日の入 18時36分
昨日は牡丹の水彩画をアップしましたので、顔彩で描い日本画を見に妻と在所を訪問しました。
日本画の一部
全体を写そうとしましたが、光の加減でどうもうまく撮影できませんでした。
下絵よりも背景が描かれていたので、ハッキリとみえます。
自分の絵を見ながら、バックの色塗りに苦労したと思い出したように言っていました。
庭に出て、見慣れない花があったので写してきました。
オオツルボ
原産地は地中海沿岸の南ヨーロッパ、北アフリカなどで、草丈20-40cmほどになるそうです。
5-6月ごろ、花茎の先に径2cmぐらいの星型の小花を数十個傘状につけます。
花色は濃い紫が多いが、白色の物もあります。
蕾は個々の蕾が集まった楕円形をしており、下のほうより咲き始め、沢山の花が釣り鐘状になるようです。
この花の花言葉は、「辛抱強さ」 「多感な心」 「哀れ」 「寂しさ」 「変わらない愛」などがありました。
昨日が初夏を思わせる好天のこともあり、今朝はこれまで蕾であった生垣の花が開いていました。
アカメガシワの花
さて「今日は何の日」かというと、5月1日は、2021年の「八十八夜」でした。
「八十八夜」とは、立春(2月3日)を1日目と数えて、88日目にあたる日のことです。
八十八夜は立春から数えるので、立春が動けば八十八夜も変動します。
日本では長く、月の満ち欠けをもとにした太陰太陽暦(旧暦)が使われてきました。
旧暦は季節とずれやすいため、農業の目安とするには不便な点もあったようです。
そのため、太陽の動きを基準にした「二十四節気」や、日本の気候風土を上手に言い表した「雑節(ざっせつ)」という暦が使われてきました。
入梅(にゅうばい)、土用、二百十日、八十八夜などが雑節にあたります。
雑節は日本人の経験から生まれた、生活の知恵なのです。
八十八夜は毎年、5月の初めにあたります。
春から初夏へと移り変わる季節です。
「八十八夜の別れ霜」といわれ、この日までは遅霜(おそじも)に注意が必要だそうです。
逆に言えば、この日からは農作業本番となるのです。
農作業
種まき、田植えと、農家さんは忙しくなってまいります。
また、童謡にも歌われているように、八十八夜といえば新茶といわれています。
お茶摘み
お茶の葉は、1年に3~5回の収穫が可能だそうです。
中でも最初に収穫される「新茶」がもっとも美味しいとされています。
甘み・旨み成分であるテアニンが、二番茶以降の3倍以上も含まれているといわれています。
農家さんは、成長の具合や、季節の進み具合を見極めて一気に収穫するそうです。
八十八夜はまさにその絶好のタイミングなのです。
お茶生産量第1位は、静岡県とのことです。
お茶の生産
統計の残る昭和30年代からずっとトップだそうです。
静岡茶、川根茶、掛川茶、東山茶…など、さまざまなブランドがあります。
ユックリとお茶を楽しむ
新茶を味わいながら、移りゆく季節を大切にし、毎日を過ごしたいものです。
どうぞ、一休みして味わってみてください。
コロナ感染症のワクチン接種が高齢者にも、いよいよ5月には順番がマワルということなので、それまで外出を控えて感染を防いでいきます。
コロナに感染され、療養中のみなさま
これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま
台風や水害で避難されたみなさま
みんなで気持ちをしっかり持ち
ともにがんばってまいりましょう。
復旧に向けても ともに頑張りましょう
そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま
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