メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

女性の地位向上と幸福増進のため

 女性用雑誌の数々


2021年2月27日(土) 


起床 7時05分  気温 2℃  降水量 0mm  湿度 54% 
天気予報  晴れて日差し届く   日差し弱い  昼間も寒く感じる 
最高気温  12℃  北西風 2m  防寒を  乾燥注意報


雨水(うすい)
  雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すころのこと。
昔からこの季節は農耕の準備をはじめる目安とされてきました。
       新暦 2月19日~3月4日
 次候   (かすみはじめてたなびく)新暦2月24日~2月28日

  春霞がたなびき、山野の情景に趣きが加わるころ。
  遠くかすかな眺めが、ほのかに現われては消える移ろいの季節。


今朝 7時45分 撮影 南の空  うすく雲のかかった天気 
日の出 6時23分   日の入 17時44分 


昨日は、曇り空の天気で雨が降ったり止んだりと不安定で冷たい一日でした。
従い、閉じこもりの一日となりました。


今日は、特に予定の用事はありません。(きょうようなし)
太陽は出ているが薄く雲がかかったような天気である。


さて「今日は何の日」かというと、2月27日は、「女性雑誌の日」でした。
1693年(元禄6年)のこの日、イギリス・ロンドンで世界初の女性向けの週刊誌『ザ・レディス・マーキュリー(The Ladies Mercury)』が創刊されたからです。


この雑誌は、男性と女性の両方に向けた週刊誌『ジ・アセニアン・マーキュリー(The Athenian Mercury)』から派生した雑誌として発行されました。
恋愛や結婚など女性の悩み相談を扱った雑誌で、その内容は現代から見てもかなり斬新で、現在でも「Ladies Mercury」という言葉は、女性の性の悩み相談という代名詞になっているそうです。
ちなみに、日本初の女性雑誌は、1884年(明治17年)6月に近藤賢三が創刊した『女学新誌』でした。
新聞に福沢諭吉らの婦人論が活発に登場したのに刺激されて近藤は誌面の一新を図り、翌1885年(明治18年)7月に改めて『女学雑誌』を創刊した。
「女学」とは、「女性の地位向上・権利伸張・幸福増進のための学問」であると主張していました。
文明開化で近代化が進む時代に、日本の女性の教育・啓発を目的に創刊された『女学新誌』は、創刊からわずか1年4カ月で廃刊となってしまいますが、初代編集長だった近藤賢三が新たに立ち上げた『女学雑誌』(女学雑誌社)が、その目的を引き継ぎます。
1886(明治19)年に近藤が急逝すると、『女学新誌』時代から近藤とともに雑誌づくりを行っていた巌本善治が編集人となり、キリスト教思想を背景に、教訓的な記事だけでなく、社会の諸問題も扱う女性総合誌に刷新します。
廃娼運動や一夫一婦制建白運動といった日本の婦人解放運動に重要な役割を果たしてきました。
また、文芸批評や文学作品も掲載し、北村透谷や島崎藤村らが同人の『文学界』(同)を分派として誕生させるなど、明治の文学界にも影響を与え、女性よりも男性の読者が多かったという話もあるほどなんです。
また、1911年(明治44年)9月に平塚らいてう等の女性による月刊誌『青鞜(せいとう)』が創刊された。


当時の日本では、女性は民法で家父長制に従属させられ、選挙権はなく、政治活動は禁じられていた。そんな時代に、明治という新しい社会にふさわしい日本女性を作り出す目的で女性雑誌が発行されました。
明治時代には、150誌以上もの女性誌が創刊されたということです。
また、大正デモクラシーの時代になると、芸能ネタが賑わう現在の女性週刊誌のような誌面づくりも見られるようになります。
昭和初期には、美容や化粧品などの広告が増えたり、表紙や挿絵、付録などに力を入れる雑誌が登場したりと、娯楽色の強い誌面づくりが定番となります。
戦時中は、節約、防空、看護に関する記事など、戦争一色になりますが、戦後には休刊されていた女性誌の復刊や創刊が相次ぎ、「戦後の四大婦人誌」といわれる雑誌も送り出されました。
戦後は、4大誌の活躍の時代と言われ、『主婦之友(のちに『主婦の友』)』(東京家政研究会〈現 主婦の友社〉)、『婦人倶楽部』(大日本雄弁会〈現 講談社〉)、『主婦と生活』(新元社〈現 主婦と生活社〉)、『婦人生活』(同志社〈現 婦人生活社〉)の4誌のことです。


『主婦の友』『婦人倶楽部』は大正時代に、『主婦と生活』『婦人生活』は戦後に創刊されました。


特に『主婦の友』は主婦向け雑誌の代表格として、年末号に出版界初の年間総目次を付けたり、女性誌で初めて「家計簿」を付録に付けた雑誌でもあったようです。
夫が家の外で働き、妻が家の仕事をするという戦後の新しい主婦像、家族像のモデルを提案し続けましたが、現在は4誌とも休刊しています。
ライフスタイルが多様化した高度経済成長期に、登場したのが女性週刊誌です。
1957(昭和32)年に日本初の女性週刊誌『週刊女性』(河出書房〈のちに主婦と生活社が発行〉)が創刊されると、翌年には『女性自身』(光文社)、1963(昭和38)年には『女性セブン』(小学館)が誕生します。

  2021年2月発行版



最近のニュースで、コロナ感染症のワクチン接種が一部で始められたと報道もありました。
高齢者にも、4月ごろには順番がマワルということなので、それまで外出を控えて感染を防いでいきます。


今しばらくは、ワクチン接種後の様子見と、落ち着くまでの慎重な生活を心がけることが肝心ですね。


コロナに感染され、療養中のみなさま


これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう
  そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま