メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

肩身が狭くなった 愛煙家

 少なくなった喫煙所


2021年1月13日(水) 


起床 5時15分  気温 -2℃  降水量 0mm  湿度 89% 
天気予報  スッキリした青空  昼も冷たいが日差しの温もりあり  
最高気温 9℃ 風 0m  朝晩冷えるので防寒を  低温注意報


小寒(しょうかん)
  小寒とは、寒さが極まるやや手前のころのこと。
  寒の入りを迎え、立春になる寒の明けまでの約一か月が寒の内です。
       新暦 1月5日~1月19日
 次候  水泉動(すいせんうごく) 新暦 1月10日~1月14日
  地中では凍っていた泉が動きはじめるころ。
  十日まで供えた鏡餅は、十一日に鏡開きをします。



今朝 7時05分 撮影 南の空  雲のないスッキリした青空
日の出 7時00分   日の入 17時00分 


5時15分にトイレへ起きたが、寒いので石油ストーブに点火する。


昨夜は、早めに寝たので寝起きもいい。


ストーブも温かくなってきたのでゆっくりと着替える。


防寒用のジャンバーを着て、パソコンを立ち上げしばらくはニュースやブログめぐりなどをする。


そろそろ日の出の時間が来たので、カーテン越しに庭を覗くと、庭は霜で白くなっている。
放射冷却で夜は冷えていたのだろう。


そいいえば、昨日の日没のころにきれいな夕焼けになっていました。

  昨夕の夕焼け

ここのところ数日、雲の多い日や雨降りが続いていたのですが、この夕焼けを見て次の日の上天気に期待がもてました。


空には雲一つない青空が広がっている。



さて「今日は何の日」かというと、1月13日は、「たばこの日」でした。
1946年(昭和21年)1月13日、高級たばこ「ピース」が発売されたのがこの日でした。
発売当初、他のたばこは4円、ピースは10本入り7円でパッケージは鳩のデザインだったそうです。

  ピース10本入り

日曜・祝日のみひとり1箱に限って販売されていましたが、東京・有楽町の売店では、1000箱が1時間で売り切れたといいます。


ここで、たばこの歴史について触れてみたいと思います。
日本では、諸説あるものの、わが国にたばこが伝えられたのは16世紀頃といわれ、種子島に火縄銃(鉄砲)が伝えられた時期(天文12/1543年)に、たばこもポルトガルから日本にやってきたとされています。


その後、明治時代に入って一気に近代化が進んだことにより、たばこの製造も活性化してきました。
鮮やかなパッケージや常習性ある嗜好品であることから、たばこ人気が広まっていくことになります。

  愛煙家たち

そうした「たばこ人気」に目をつけたのが日本政府でした。
そう、今と同じですね、たばこは税を徴収する手段として重宝されたのです。


さらに日清戦争(明治27年/1894年〜)の頃には、たばこの製造販売の国営化に踏み切ります。
財源確保の有効な手段であったたばこであった背景から、国を挙げて喫煙を盛り上げる時代でもあり、国内での喫煙家は非常に多くなっていきました。

 たばこ屋看板

昭和に入ると、戦争の波によってたばこを取り巻く環境も目まぐるしく変わっていきます。


明治、大正時代には鮮やかだったパッケージやポスターは次第に戦時色の濃いものとなり、通常かけられていた税金に加えて「戦時負担金」もたばこに課されるようになりました。

  昭和14年 バット

  昭和15年 金鵄に改名

 
戦争が終わり、戦後の復興に向けて、たばこ市場も「専売制」から「自由販売」への道をたどることとなりました。
その第1号が1946年1月13日に発売された銘柄「ピース」でした。
そんな中、発売された「ピース」の価格は1箱10本入りで、なんと「7円」!
このことからも高級たばこであることがわかりますが、高級嗜好品であるにもかかわらず、高い人気を誇り、一時は販売数が制限されることもあったようです。


ちなみに、缶入りピースが「ピー缶」の愛称で親しまれた「ピース」は、その名の通りつらい戦争を経た後の「平和」を願った名前でもあったといいます。


1964年の東京オリンピック開催当時は、日本人男性の喫煙率は80%を超えていたといいます。
しかし、そんな日本でのたばこ人気とは裏腹に、海外では禁煙活動がスタートしてきました。
特に禁煙活動に先進的だったのはイギリスであり、1930年代から肺がんによる死亡率の高さに注目が集まっていました。
一足遅れて、たばこ先進国でもあったアメリカでも、やはり禁煙の流れが加速していきます。
そんな海外での潮流もあり、日本では平成に入って、ようやく喫煙による健康面への不安を呼びかけるようになりました。


国がたばこを推奨してきた歴史からも、海外からは遅れた形で喫煙への注意を呼びかけるようになったことがわかります。

 禁煙マーク


近年では、喫煙場所も少なくなり、肩身の狭い愛煙家ですが、タール量が軽減される「電子たばこ」が登場してホッとしている人もいるのでしょうか。


でも、今後「3年かけてたばこ1本あたり3円増税する案で調整に入った」という報道も新聞紙上を賑わせています。
愛煙家にとってはなかなかやめられない嗜好品ですから、健康を気遣った形で、上手にたばことつきあっていけるとよいですね。




今朝もまた、全国で4539人の新型ウイルス感染者が確認されたなどと報道され、まだまだコロナ禍の収束は程遠い感がありますが、一刻も早く収まるよう祈るしかありません。


これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう
  そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま