メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

幾つもの感動を残してくれた・・

   水泳競技場


2021年8月11日(水) 


起床 6時25分  気温 21℃  降水量 0mm  湿度 82% 
天気予報  日差しが届くがうす雲り   昼間は厳しい残暑
最高気温 32℃   風速 0m  水分・塩分の補給を


立秋(りっしゅう)
 立秋とは、初めて秋の気配がほの見えるころのこと。
暑い盛りですが、これ以降は夏の名残りの残暑といいます。
      新暦 8月7日~8月22日
 初候  涼風至(りょうふういたる)
     新暦 8月7日~8月11日
  涼しい風が初めて立つころ。
  その風を、秋の気配のはじまりと見て。 


  旬の魚介(しじみ):旬の果物(桃)



今朝  6時57分  撮影 南の空   うすく雲が広がる
    日の出 5時08分   日の入 18時45分
 


昨夜は冷房を入れていたので、夏布団をかけて寝ていた。
明け方は、涼しくなっていたのでエアコンを止めた。


起きて、外気を取り入れようとガラス戸を開けると、久しぶりの冷気を感じた。
やはり秋に向かっているのだ。


勝手口のゴーヤーの棚の、色付いていた実は形が崩れてしまっている。


   ゴーヤー



カシワバアジサイは、枯れた色に変わっているが花房はしっかりして下向きになっている。


   カシワバアジサイ




さて、「今日は何の日」といわれると、8月11日は「ガンバレの日」でした。


1936年(昭和11年)のドイツ・ベルリンオリンピックでの、女子200m平泳ぎ決勝で、日本の前畑秀子が優勝した日なのでした。


   平泳ぎ200m優勝 前畑秀子


1936年(昭和11年)8月、ドイツや日本が軍事体制に傾斜していく中、ベルリンでオリンピックが 開催されました。


ベルリン・オリンピックは、ナチス・ドイツの国威発揚のための大会という感があり、ドイツは、世界最大10万人収容のスタジアムを建設、国をあげて選手 強化を図ってきました。
又、国連を脱退し孤立を深めていた日本も、この 大会を「日本の国力」を示す絶好の機会ととらえ、選手たちはいずれも「国家」の重 圧を背負わされていたようです。


そのような中で、競泳女子二百メートル平泳ぎの前畑秀子は、前回1932年(昭和7年)のロサンゼルス五輪で銀メダルを獲得していました。


さらに世界新記録を樹立し、優勝候補筆頭として大会に臨んだが、日本からは「死んでも勝て」「負けたら帰ってくるな」などとの電報も届いたということもあったというのです。


そのようなおも苦しい重圧の中で、見事、金メダルを手にしたと言う訳です。


この大会では、世界37ヶ国を結ぶ初のラジオ世界同時中継やテレビの試験中継などが行われ、日本放送協会(NHK)も初めてラジオの実況放送をベルリンから日本に送ったということでした。


その時、河西三省アナウンサーがデッドヒートの模様を、「前畑がんばれ!前畑がんばれ!」と何度も何度も連呼した実況中継が日本中を沸かせました。


   河西アナ


河西アナは8月11日に行われた競泳女子200メートル平泳ぎ種目の決勝戦の放送を担当し、河西の疲労の蓄積や日本の前畑秀子とドイツのゲネンゲルによる凄絶なレース展開などが影響し、普段の冷静さとは一転した、以下のような白熱したアナウンスとなったようです。


『 前畑! 前畑がんばれ! がんばれ! がんばれ! ゲネルゲン(※引用ママ)も出てきました。ゲネルゲンも出ております。がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! がんばれ! 前畑、前畑リード! 、前畑リード! 前畑リードしております。前畑リード、前畑がんばれ! 前畑がんばれ! リード、リード、あと5メーター、あと5メーター、あと4メーター、3メーター、2メーター。あッ、前畑リード、勝った! 勝った! 勝った! 勝った! 勝った! 勝った! 前畑勝った! 勝った! 勝った! 勝った! 勝った! 勝った! 前畑勝った! 前畑勝った! 前畑勝った! 前畑勝ちました! 前畑勝ちました! 前畑勝ちました! 前畑の優勝です、前畑の優勝です(引用元の漢数字は算用数字に改めた。)


この河西の実況アナウンスは、翌日の読売新聞朝刊において「あらゆる日本人の息をとめるかと思われるほどの殺人的放送」と激賞された一方、「あれでは“応援放送”で、客観的な実況放送とは言えない」「第三位以下の選手の順位が不明で、スポーツ中継としては“欠陥商品”だ」といった批判も少なくはなかったようです。


河西は「放送席のそばにいた陸上(棒高跳)の西田修平・大江季雄らが『そーれ、ガンバレ、そーれ、ガンバレ』と声援を送っていたので、俺も一緒になって『がんばれ、がんばれ』とやってしまった」と述懐していたそうです。
なんと、このとき「頑張れ」を、38回も言ったといわれているのです。


当時は今の時代とは異なり、音声だけの「ラジオ」での実況だから、聞いている人達は、テレビのように、戦いの様子を眼で見ている訳ではないので、何か、よく状況は分からないが、ただ「頑張れ、頑張れ」とだけ連呼する声を聞いて、兎に角前畑がたいしたことをやっているのだと想像し、興奮して聞いていたのだと思います。


そして、勝負が決まった後に、「前畑、勝った!勝った勝った、前畑勝った!!」 を15回も言ったそうです。




コロナ感染者がまだ増加しています。
ワクチンについての報道は、声が小さくなってきていますが、感染者の数は全国的に増えているようで心配です。



すでに、コロナに感染され療養中のみなさま


これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう


  そして


救助・復興・治療にあたってくださる みなさま