自立のための 命綱となる
点字ブロックで安全に
2021年3月18日(木)
起床 7時07分 気温 1℃ 降水量 0mm 湿度 82%
天気予報 晴れて春の陽気 朝晩はヒニャリ 寒暖差注意
最高気温 18℃ 西南風 1m 花粉対策を 乾燥注意報
啓蟄(けいちつ)
啓蟄とは、陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころのこと。
一雨ごとに春になる、そんな季節の気配を感じながら。
新暦 3月5日~3月19日
末候 菜虫蝶化(なむしちょうとかす) 新暦3月15日~3月19日
冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ。
やわらかな春の日を浴びて、羽がみずみずしく輝きます。
今朝 7時40分 撮影 東の空 太陽がまぶしくて見えない
日の出 5時58分 日の入 18時01分
ヒンヤリして霜の朝を迎えた。
小学生が登校中である。
さて「今日は何の日」かというと、3月18日は、「点字ブロックの日」でした。
点字ブロックとは、正式名称を「視覚障害者誘導用ブロック」といいます。
実はこれ日本人が考案したもので1967年の3月18日に初めて岡山市に設置されたそうです。
だから3月18日が「点字ブロックの日」というワケです。
考案したのは、岡山県で旅館業を営んでいた三宅精一さんだそうです。
「失明してしまう友人を何とか街中で歩けるようにしたい」という想いから考案されました。
ヒントになったのは、「目の不自由な人は、苔と土の間の境が靴を通じて分かる」という友人の一言からだったそうです。
やっと設置されたのですが、点字ブロックに関していろいろな課題もありました。
まず形状をどうするかからはじめたといいます。
明確な基準・サイズのルールがJIS規格として制定されたのが、2001年(平成13年)のことです。
それまでは各メーカーの作る点字ブロックが異なったり、視覚障がい者が混乱することもあったそうです。
驚きなのが、適切にブロックが設置されていないケースがあったというのです。
工事の際に、点字ブロックの上にマンホールを設置したり、方向転換を伝えるべきところに点状ブロック(警告ブロック)が設置されていなかったりと。
その結果、「誘導されるがままに歩いたら、車道に出てしまった!」
「誘導されるがままに歩いたら、壁にぶつかった!」
など信じられないケースもあったとのことです。
そして、残念なのが点字ブロックの上に駐車したり、駐輪したりと、障害物が置かれているケース。
「視覚障がい者が車にぶつかった」
「自転車を倒してしまった」
「白杖を折ってしまった」
なんてケースも珍しくないことであったそうです。
視覚障がい者にとって、点字ブロックは自分一人で街中を移動し生活するための、いわば命綱です。
改めて、「くれぐれも、点字ブロックの上への駐車・駐輪はしないよう!」にといいたいのです。
このような事例が各地で起こり、第一次オイルショックを契機に国内に安全への意識が広がり、整えられていきました。
やがて、2012年(平成24年)には点字ブロックの国際規格が日本のJISを基に定められ、現在では150か国以上の国に広がっています。
それにしても、コロナ感染者の数はなかなか減ってきませんねえ。
最近のニュースで、コロナ感染症のワクチン接種が高齢者にも、4月ごろには順番がマワルということなので、それまで外出を控えて感染を防いでいきます。
コロナに感染され、療養中のみなさま
これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま
台風や水害で避難されたみなさま
みんなで気持ちをしっかり持ち
ともにがんばってまいりましょう。
復旧に向けても ともに頑張りましょう
そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま
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