六波羅蜜の教え
地域を見守るお地蔵様たち
2021年3月17日(水)
起床 6時17分 気温 5℃ 降水量 0mm 湿度 90%
天気予報 昼間は気温グングン上昇 春本番の陽気
最高気温 17℃ 北西風 1m 花粉対策を 濃霧・霜注意報
啓蟄(けいちつ)
啓蟄とは、陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころのこと。
一雨ごとに春になる、そんな季節の気配を感じながら。
新暦 3月5日~3月19日
末候 菜虫蝶化(なむしちょうとかす) 新暦3月15日~3月19日
冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ。
やわらかな春の日を浴びて、羽がみずみずしく輝きます。
今朝 7時00分 撮影 北の空 雲のないスッキリした青空
日の出 5時59分 日の入 18時00分
キクザキリュウキンカ
いいお湿りがあり、元気な顔を見せてくれた。
葉は心臓の形のようで、濃い緑色をしている。
花は、光沢のある鮮やかな黄色で直径が4~5cmぐらい。
帰化植物の仲間で、ヨーロッパ原産という。
オオイヌノフグリ
花は、1~2cmの大きさでルリ色である。
日差しがあるときだけ花が開いている。
この花も帰化植物で、ユーラシア・アフリカ原産と言う。
空いたところへドンドン広がり、勢力を伸ばしている。
さて「今日は何の日」かというと、3月17日は、「春のお彼岸の入り」でした。
春の彼岸とは、春分の日を中日とし前後3日間を合わせた7日間と、その期間に執り行なわれる仏事のことをいいます。
2021年(令和3年)春の彼岸の日程は、3月17日(火)から3月23日(月)までの7日間となっています。
前の3日間は「彼岸の入り(いり)」中間は「彼岸の中日(ちゅうにち)」そして最後の3日間は「彼岸の明け(あけ)」とそれぞれ呼び、彼岸の中日にはお墓参りをするなどご先祖様に感謝をし、前後3日間は悟りの境地に達するため必要な六波羅蜜を1日1つずつ修める日とされています。
人生において大切な6つのこと「六波羅蜜」を実践できているかどうかを見つめなおす期間ともなっているのです。
ところで、六波羅蜜とは以下の6つの修行のことだと言われています。
六波羅蜜(6つの正しい行い)
• 布施(ふせ):見返りを求めることなく、他人に分け与えることを惜しまない
• 持戒(じかい):戒律を守り、悪いことをしない
• 忍辱(にんにく):困難に耐え忍び、辛抱強くやり遂げる
• 精進(しょうじん):何事にも精一杯努力する
• 禅定(ぜんじょう):穏やかで動じない心をもつ
• 智慧(ちえ):物事を正しく判断し、深く理解しようとする
これらは日頃から気をつけたいのですが、なかなか実践するのは難しいことばかりです。
ただ、彼岸の期間だけでも実践するように心がけようというのです。
秋の彼岸も考え方は同じだそうです。
彼岸とはあの世とこの世が最も近くなる期間ともいわれ、仏教では以下のように考えられています。
• 彼岸:あの世(死後の世界)→西の方角
• 此岸:この世(我々が今生きている世界)→東の方角
太陽が真東からのぼり、真西に沈む春分の日(春の彼岸)はあの世とこの世がもっとも近づく期間とされているのだそうです。
あの世とのつながりが強くなっている期間に、お墓参りを通じてご先祖様への感謝、供養をしようというのが彼岸なのだそうです。
彼岸とは言葉の通り「岸の向こう」を意味し、悟りの世界のことをいいます。
浄土系の信仰では人は死後、阿弥陀如来の導きにより彼岸に渡る事が出来るとされ、彼岸の仏事は、来るべき日に私たちも無事にたどり付けるよう祈る考え方があるそうです。
「春の彼岸にはご先祖に感謝を伝えて、供養する」と言いますが、具体的には次のようなことをすればいいようです。
〇仏壇の掃除 〇お墓の掃除、お参り 〇彼岸法要、合同彼岸会に参加する
寺院によっては彼岸の一週間、法要を続けたり供養祭を行ったり、檀家さんの家を回って法事を行なったりするところもあるそうです。
また彼岸には牡丹餅(ぼたもち)を供え食す習慣があり、春の彼岸では、季節の花・牡丹に由来する牡丹餅(ぼたもち)を用い、秋の彼岸では御萩(おはぎ)を用いることが広く見られます。
それにしても、コロナ感染者の数はなかなか減ってきませんねえ。
最近のニュースで、コロナ感染症のワクチン接種が高齢者にも、4月ごろには順番がマワルということなので、それまで外出を控えて感染を防いでいきます。
コロナに感染され、療養中のみなさま
これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま
台風や水害で避難されたみなさま
みんなで気持ちをしっかり持ち
ともにがんばってまいりましょう。
復旧に向けても ともに頑張りましょう
そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま
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