メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

女の子たちの健やかな成長と健康を願う

 身のけがれを水に流す 流しびな(京都の様子)


2021年3月3日(水) 


起床 6時15分  気温 2℃  降水量 0mm  湿度 53% 
天気予報  晴れて日差しが届く  昨日より気温低下
最高気温  13℃  北西風 3m  乾燥注意報  花粉発生


雨水(うすい)
  雨水とは、降る雪が雨へと変わり、氷が解け出すころのこと。
昔からこの季節は農耕の準備をはじめる目安とされてきました。
       新暦 2月19日~3月4日
 末候  草木萌動(そうもくもえうごく)新暦3月1日~3月4日
  しだいに和らぐ陽光の下、草木が芽吹きだすころ。
  冬の間に蓄えていた生命の息吹が外へ現れはじめる季節。



今朝 7時10分 撮影 南の空   雲一つないスッキリした青空
日の出 6時18分   日の入 17時48分 


昨日は、朝起きた時から予報通りの雨でした。
スマホで当地方の気温を調べてみたら15℃もあり、ビックリしました。
しかも、一日の最高気温が15℃ということがわかって二度ビックリでした。
午後からは、段々気温が下がり日没近くには5℃まで下がっていました。
昼頃は風も強くなり、台風ではないかと思われるほど強く、長く続いていました。


夕方には雨もやみましたが、弱い風が続いていました。
同時に青空も現れ、太陽の光がさしてきました。


新芽どきのありがたい雨となりました。


芝生の中の雑草が勢いよくのびてくるのが心配です。


今日は、水曜日であり午前中に健康館へ足の手入れに行ってきます。
天気がいいので、ドライブ気分で行けます。


さて「今日は何の日」かというと、3月3日は、子どものころからの「ひな祭りの日」です。
ひな祭りとは、女の子のすこやかな成長と健康を願う、3月3日の「桃の節句」の行事です。
古代中国の陰陽道では、1・3・5・7・9の奇数が重なる日にお供えやお祓いをするという風習があり、その影響を受け継いでいる行事のひとつです。
3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽などがそれです
1月だけは、1月7日の人日(じんじつ)の節句であり、通常は「七草の節句」とよんでいます。
日本では平安時代に年中行事になり、江戸時代には少し変化して「五節句」という幕府公式の祝祭日になりました。
わりと大事な祭日で、賑やかなお祭りの雰囲気だったそうです。
節句にはもともと男女の区別はないのですが、菖蒲を「尚武」にかける端午の節句に対し、上巳の節句は優雅な女の子のお祭りとして楽しまれるようになりました。
メタじいの家にも、長女が生まれた時に、在所の親が立派な七段飾りのひな人形を買ってくれました。
それ以来、高校生ぐらいまでは毎年、妻と娘たちが八畳の間に飾っていました。
2人の娘が嫁いでからは、お内裏様だけを飾ていましたが、最近ではどうも倉庫に眠っているようです。


そこで、「ひな祭りの日」について調べてみると色々なことが分かりました。
ひな人形には京都で作られる「京雛」と、関東で作られる「関東雛」がありました。

(資料より借用)
京雛(きょうびな)】
・左側(向かって右)に男雛、右側に女雛が座っている
・目が細めのおっとりした目鼻立ち


関東雛(かんとうびな)】
・右側(向かって左)に男雛、左側に女雛が座っている
・はっきりめの目鼻立ち


関東雛は現代の国際基準に合わせて「右上位」の座り方です。
右上位が浸透したのは、大正時代以降だといわれています。


ひな人形の飾り方にはいろいろありますが、一番豪華な飾りに七段飾りがありました。

 (資料より借用)

【七段飾り】
一段目:男雛と女雛
二段目:三人官女
三段目:五人囃子(ごにんばやし)
四段目:随身(ずいじん、ずいしん)
五段目:仕丁(しちょう)
六段目・七段目:お化粧箱や御所車、駕籠などの嫁入り道具
もっとも豪華な飾り方で、全部で15人いるので十五人飾りとも呼ばれます。


最近では、【親王飾り(二人飾り、二人雛)】が多くなってきたようです。
男雛と女雛一対だけのもので、室町時代まではこれが普通だったといわれています。
現代では飾るスペースの関係もあってニーズが高く、種類も豊富だそうです。


おひな様を飾るのは、立春(2月3日ごろ)がひとつの目安だそうです。
ちょうど1カ月間飾ることができますからね。
また、二十四節気の雨水(2月18日ごろ)に飾ると、良縁に恵まれるとも言われています。
水は命の象徴であり、豊穣や子孫繁栄につながるのだともいわれていますから。
どちらにしろ、遅くとも1週間前までには飾りましょう。
あわてて前日の3月2日に飾るのは「一夜飾り」といって縁起が良くないので、避けましょう。


おひな様を片づける時は、3月中旬までの天気のいい湿気の少ない日に片付けましょう。
人形に湿気を残さないのがポイントとなります。
また、啓蟄(3月5日ごろ)の日に片付けるのがいいという言い伝えもあります。
ひな祭りが終わったらすぐ片付けないと!とよく言われますが、心配ご無用。
「きちんと片付けできるように」との願いを込めた言い伝えで、必ず3月4日に片付ける必要はないそうです。


また、ひな祭りには、ハマグリのお吸い物、チラシ寿司、ひしもち、ひなあられなどと食べ物にも楽しみが多いですよね。


   ハマグリのお吸い物

    (資料より借用)


    ひしもち           
 

(資料より借用)

大人にとっては、白酒もいいですね。



最近のニュースで、コロナ感染症のワクチン接種が一部で始められたと報道もありました。
高齢者にも、4月ごろには順番がマワルということなので、それまで外出を控えて感染を防いでいきます。


今しばらくは、ワクチン接種後の様子見と、落ち着くまでの慎重な生活を心がけることが肝心ですね。


コロナに感染され、療養中のみなさま


これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう
  そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま