メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

日本の未来にも 目を向けよう

   都心の交差点


2021年1月29日(金) 


起床 7時30分  気温 0℃  降水量 0mm  湿度 75% 
天気予報  日中くもり雪や雨の降りやすい空   強い降りあり
最高気温 3℃ 西北西の風 4m  真冬の厳しい寒さとなる 


大寒(だいかん)
  大寒とは、一年でもっとも寒さが厳しいころのこと。
  日がしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。
       新暦 1月20日~2月3日
 次候  水沢腹堅(みずさわあつくかたし)新暦1月25日~1月29日
  沢の水が厚く張りつめるころ。
  日本の最低気温-41℃はこの時期に。


今朝 8時14分 撮影 南の空  うすい雲の広がる空
日の出 6時53分   日の入 17時16分 


シッカリと眠れて、7時30分にトイレへ起き、いつものパターンで石油ストーブに点火する。
部屋はヤヤ寒さを感じる。


日の出の時間が過ぎていたので、カーテンを開けると外はすでに明るい。
しばらくすると、東の方角から太陽が山頂へ顔を出し、真横から部屋に届いてきた。


雨戸が時折カタカタと音を立てている。


よく見ると、白くて細かいものが舞っている。


小枝が時々ゆれている。



さて「今日は何の日」かというと、1月29日は、「人口調査記念日」でした。
1872年(明治5年)の1月29日は、明治政府による日本初の全国戸籍調査が行われた日だそうです。
この戸籍調査は前年1871年(明治4年)の戸籍法に基づいて実施され、1872年(明治5年)に編製された。
この戸籍は編製年の干支「壬申(じんしん)」から「壬申戸籍」と呼ばれた。


当時の人口は男1679万6158人、女1631万4667人で合計3311万825人だったそうです。
2015年(平成27年)の国勢調査による日本の総人口は1億2709万4745人で、9000万人以上増えたことになる。


日本の戸籍制度は、645年(大化元年)の「大化の改新」に始まると言われ、「大化の改新」の際の公地公民制による口分田を基礎に年貢を徴収するために国民を登録するようになった制度が、戸籍の前身と言われています。


もうすでに人口が減りつつある日本ですが、今後の動向予測がありましたので見てみると、40年後の2060年、日本は、5人に2人が高齢者で、毎年人口が100万人近く減る社会になるというのです。


『日本統計年鑑』という資料の「人口」という章を見ると、過去から現在までの日本の人口の長期推移が出ていました。


これによると、20世紀初頭の1900年(明治33)年の人口は4385万人で、現在の3分の1ほどしかなかった。
しかし、その2年後は4496万人と右上がりに増加し、戦前期は毎年、人口が50~70万人ほど増えていたことが分かります。

1945年に戦争が終わった直後は、帰還兵や団塊世代の誕生により、年間の人口増加が大きくなっている。
1949~50年の1年間では、8177万人から8412万人へと234万人も増えているのです。
その後、凹凸しながらも高度経済成長期にかけて人口増加の時代が続きます。
平均すると年間100万人増のペースで、まさに日本社会が成長する時代だったのです。


だが70年代初頭(団塊ジュニア世代誕生)をピークに、人口増のペースは低下に転じる。
出生数が減り、死亡数が増加に転じたためのようです。
その後もこの傾向は続き、ついに2005年、対前年の人口がマイナスを記録する。
人口減少時代の幕開けだ。


グラフの右に目を移していくと、2020年代以降は50万人、70万人、さらには100万人減る時代になると予想されるというのです。
たった1年間で、だ。
日本は国土が狭いので人口が減ってもいい、という声もある。
だが問題なのは人口の中身だ。


バリバリ働ける生産年齢層が減り、体力の弱った高齢層が多くなるのは困りものです。
グラフの終点の2060年を見ると、日本の人口は9284万人となり、そのうちの38.3%が65歳以上の高齢者と見込まれます。


ドットの大きさで2060年の人口量を表現したのが<図2>だというのです。

丸印(ドット)の大きさを見ると、人口首位はインド、2位は中国、3位はナイジェリアとなっています。
日本は、この頃には世界の人口ランクで20位まで落ちるという見通しです。
左上は若くて活力のある国々で、ほとんどがアフリカの諸国だ。
中ほどをみると、先進国のアメリカやイギリスは2060年になっても人口増を保てると見込まれています。
日本はと言うと、右下のゾーンにある。
老いた、活力のない社会で、その極地はお隣の韓国だ。


確かなのは2020年代以降、日本を未曽有の大変化が待ち受けていることだ、とこの資料はまとめている。
まさに我々がこれから迎えようとする世の中なのです。


今から40年後の日本が、このような姿でいいのでしょうか。
コロナ対策も大変ですが、今後の日本の人口問題にも目を向けて改善できるところから手を付けて、後れを取らないようにしていきたいものです。


コロナ禍はまだ緊急事態宣言下にあり、感染者は増減を繰り返しており収束していません。
今しばらくは、慎重な生活を心がけることが肝心です。


これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう
  そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま