メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

一年で一番寒い時季です

 振袖の柄


2021年1月18日(月) 


起床 7時45分  気温 -3℃  降水量 0mm  湿度 65% 
天気予報  雲のない青い空  日差しが届き暖かい  
最高気温 6℃ 北西風 2m  夜は冷え込む 


小寒(しょうかん)
  小寒とは、寒さが極まるやや手前のころのこと。
  寒の入りを迎え、立春になる寒の明けまでの約一か月が寒の内です。
       新暦 1月5日~1月19日
 末候  雉始雊(きじはじめてなく) 新暦 1月15日~1月19日
  雉のオスがメスに恋して鳴き始めるころ。
  小正月は十五日、正月納めもそろそろです。


今朝 9時00分 撮影 西の空  抜けるような青空
日の出 6時58分   日の入 17時05分 


6時15分にトイレへ起きたが、寒いのでまず石油ストーブに点火する。
あまりの寒さにもう一度、ベッドに戻り寝てしまった。


次に起きたら8時を過ぎていて、カーテンの外は太陽の光がさし明るい。


部屋も温かく、ゆっくりと着替える。


今日は、月曜日と言うこともあり国道はにぎやかだ。


朝食後にやっと庭に出た。
日が高く上っていても、まだまだ寒い。


さて「今日は何の日」かというと、1月18日は、「振袖火事の日」でした。
はじめて目にする言葉なので、何のことかとすぐに調べた。
この火事があったのは、1657年 (明暦3年)、1月18日の午前10時頃のことでした。
「明暦の大火」とも呼ばれ、消防防災博物館にも記録として残されているそうです。
燃えたお寺は本郷丸山本妙寺ですが、現代の本郷・小石川・麹町の3箇所から連続的に発生したようです。

 明暦の大火事の図


2日後の20日になって、ようやく鎮火したとのことです。


では、なぜ「振袖火事の日」と言われているかと言うと、次のようなエピソードがあったというのです。


『江戸に住む17歳の少女は、偶然見かけた少年に一目惚れしてしまいました。
一日中、何をしていてもその少年のことが頭を離れません。
彼が着ていた服と同じ模様の振袖を仕立ててもらい、彼を想う日々。

  振袖の例

しかし、恋の病だったのでしょうか、若くして亡くなってしまいます。
少女の両親は憐れんで、娘の棺に想いがいっぱいの振袖を着せてやりました。
その当時に供養のために棺にかけられた衣類は、棺が持ち込まれた寺の働き手たちが貰って良いとされていました。
その振袖は男たちによって売られ、別の17歳の少女の手に渡ります。
ところがこの少女も、振袖を手にしてからしばらくして亡くなってしまいます。
振袖は再び棺にかけられて同じ寺に持ち込まれました。
寺の働き手たちはもちろん驚きます。
しかし、またその振袖を売りに出し、またしても別の17歳の少女の手に渡りました。
この少女も間もなく亡くなってしまい、例の振袖は棺にかけられて三度目、同じ寺に運び込まれてきました。
さすがに寺の働き手たちも気味が悪くなり、住職に相談します。
順番に亡くなった娘たちの親も呼び出され、この振袖を寺で供養することになったのです。
住職がお経を唱えながら振袖を火の中に投げ入れました。
しかし、そこで強い風が吹いてしまったのです。
振袖は火がついたまま空に舞い上がり、本堂の屋根に着地。
火は屋根に燃え移り、消す暇もなく次々と延焼します。
火の勢いは止まらず類焼に次ぐ類焼を重ね、翌日には何と江戸市街の55%を焼失してしまいました。』というものでした。
この火事で亡くなった人は10万人以上もあったそうです。
これが「振袖火事」と呼ばれているいわれでした。
これほどの大火事になったのは、いろいろな条件が重なってしまったからでしょうね。
とにかく、江戸には時代劇を見ていると、よく火事の場面が登場してきますからね。


  我が家に伝わる振袖

上の写真の振袖は、メタじいの母親が約50年ほど前に長女と次女の成人式用に誂えられたものでした。
もちろん、長女も次女も自分たちの娘(孫)にも着せましたし、着せるつもりでいます。
次女の長女は3年前に成人となりこの振袖を着て式に参列しています。
続いて、次女の次女が今年の成人式で着て、式に参列していました。
これで4回目を着たことになります。
今後は、長女の長女が成人するときと、長男の長女に着る機会があります。
こうして引き継いで使うので、いわば親子二代にわたって6人が着用する、思い出の振袖となっています。



今朝も、コロナ禍による感染者は減る気配すらありません。
緊急事態宣言が出されているのに、日曜日の人出は前回の緊急宣言のときよりも何倍も多いという。
こんなことで収束していくのか心配になってきました。



これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま
台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう
  そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま