メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

春色が濃くなっている

   今朝の庭


2022年3月15日(火)


起床 6時50分  気温 12℃  降水量 0mm  湿度 691%
天気予報 今朝は曇り空  段々と天気回復  昼間は季節先取りの体感  
最高気温 18℃  北西風 1m  雷注意報  花粉の飛散注意


啓蟄(けいちつ)
 啓蟄とは、陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころのこと。
一雨ごとに春になる、そんな季節の気配を感じながら。
      新暦 3月5日~3月19日
末候 菜虫蝶化(なむしちょうとかす)
     新暦 3月15日~3月19日
   冬を過ごしたさなぎが羽化し、蝶に生まれ変わるころ。

   柔らかな春の日を浴びて、羽がみずみずしくかがやきます。 
   
  旬の魚介(あおやぎ):旬の野菜(わさび)



今朝  7時45分  撮影 北の空   一面の曇り空
日の出 6時02分   日の入 17時58分
  


今朝はドンヨリとした曇り空。
昨夜も小雨があったようで、芝生などに湿り気が残っている。


いつまでたっても朝日が出そうもないので、外に出て行く。


気温も高く、もうすっかり春である。


春の色の緑色が、あたりを見渡すと数も増えてきているし色の濃さにも変化があらわれている。


   ジャノヒゲ



突然現れたリコリスの葉っぱ。
大きな葉は、15cmぐらいに生長してきた。
ここのところの高温で、一段と生長の速度も上がってきている。


   リコリス



菜園の畝には、一面に野草が緑色を濃くしてはびこってきた。


   オオイヌノフグリ



菜園のところどころに、濃い緑色の葉の野草からかわいいピンクの花が咲いている。


   ヒメオドリコソウ



東門のビオラは良く生長し、植木鉢からはみ出しそうになってきた。


   ビオラ



芝生の中に小さな白っぽいミドリ色の野草が芽を出していた。
まだ小さいのではっきりしなかったが、一応春の七草のひとつであろうということににした。


   ハハコグサ(母子草)


葉はへら形で、互い違いに生える。
春の七草の一つ御形(ゴギョウ)はこの花のことだそうです。
若い葉や茎は食べられる。
今の草餅の材料は蓬(ヨモギ)だが、以前は母子草(ハハコグサ)が使われていたという。
全体にビロード状の白い綿毛があり、和名の由来であるが、全体を覆う白い綿毛が「ほおけ立つ」ことから、かつてはホオコグサと呼ばれていた。
それがハハコグサに変化したという。
俳句の季語は春である。




ひと回りしたところで部屋に入り、昨日のコロナ情報を調べた。


昨日3月14日の新規コロナ感染者情報 ( )内は前日記録 


全国  3万2471人   (5万0949人 )


愛知県   1318人   (2547人) 


豊田市    66人   (110人) 


減ってきてはいるが、まだまだ多いですね。



さて、「明日は何の日」というと、3月16日は「十六団子の日」です。


日本人にとって春は、田植えが始まる特別な季節。
この時期になると豊作を願う行事が全国各地で行われています。
そのなかでも3月16日は「十六団子(じゅうろうだんご)の日」とされてきました。


十六団子とは、山の神様をお迎えするために作る16個のお団子のこと。


   十六団子



この日になると杵や臼で餅をつき、神様にお供えしてきました。
またこの日は、田の神荒れといわれて、天候が荒れやすく、神さまにでくわさないよう、田んぼに行ってはいけないことになっていたようです。


日本では、古くから山には神様が住んでいると考えられ、信仰の対象として祀ってきました。
春になると神様が種子を抱えて山から里へ降りてきて、収穫が終わる秋になると山へ戻り田畑を見守るという言い伝えがあり、この思想は「神去来(かみきょらい)」と呼ばれています。


そこから、3月16日は神様がやってくる日として豊作を祈願し、11月16日は神様が山へ帰る日としてお見送りする風習が生まれたそうです。


なぜお団子をお供えするのかというと、それは神様をお迎えする方法に理由があります。
お団子は杵や臼で餅をついて作りますが、ゴンゴンと音を鳴らすことで神様に「お迎えの用意ができましたよ」と知らせる合図になり、神様はこの音を聞いて里山へ降りてくるとされてきました。


   ゴンゴンと音をたててつく


また、「16」という数字にも意味があります。


それは室町時代に始まった「嘉祥喰い(かじょうぐい)」という風習に由来しているそうで、6月16日になると無病息災を願い16個のお餅を食べていました。
これが江戸時代になると16文(当時の通貨)でお菓子を買い、笑わずに食べきれば無病息災が叶うとされていました。


人々の豊作への願いが込められてきた、十六団子の催し。
近年、これら風習の行事などが失われつつありますが、自然へのありがたい恵みに感謝しながら、この風習を大切に後世へ伝えていきたいものです。


頑張ろう、高齢者。



それでは、また明日