メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

小さな春

  裏庭


2022年3月7日(月)


起床 7時10分  気温 -1℃  降水量 0mm  湿度 77%
天気予報 今日の日差しがさすが次第に雲広がる  冬の寒さはない 暖かくして花粉対策を  
最高気温 9℃  北西の風 1m  注意報なし  


啓蟄(けいちつ)
 啓蟄とは、陽気に誘われ、土の中の虫が動き出すころのこと。
一雨ごとに春になる、そんな季節の気配を感じながら。
      新暦 3月5日~3月19日
初候 蟄虫戸啓(すごもりのむしとをひらく)
     新暦 3月5日~3月9日
   冬ごもりしていた虫が、姿を現わし出すころ。
   虫にかぎらず、さまざまな生き物がめざめはじめます。
 
   
  旬の魚介(さわら):旬の野菜(わらび・ぜんまい)



今朝  7時55分  撮影 北の空   青空
日の出 6時13分   日の入 17時51分
  


今朝はユックリ起きたので、すでにカーテンには朝日が差していた。


裏庭にも光が当たってきていた。
土の上に、赤い色の花が見えた。
   ホトケノザ


かわいらしい小さな花だけれども春を感じていたのです。


玄関へまわると前のビオラを見に行った。
ここにはまだ日差しが届かずに霜をかぶったままである。


   ビオラ



玄関前まで日が差してきた。
うさぎの置物がお愛想よく迎えてくれる。


   うさぎの歓迎



部屋に帰ろうと前を見ると、ビンにはいったネコヤナギが目に留まった。


   ネコヤナギ


このネコヤナギは、友人宅から挿し木で増えるということでもらってきてビンにさして根の出るのをまっていたところです。
ネコヤナギの花は、たくさんの小さな花が房状に集まったもので、花穂(かすい)と呼ばれます。
ヤナギ科は雌雄異株なので、雄株は雄花、雌株は雌花をそれぞれ咲かせます。
花びらはなく、雄花には雄しべ、雌花には雌しべがあり、どちらも綿毛に包まれています。
見た目はあまり区別がつきませんが、雄花の花穂の長さは約4cm、雌花は約3cm。


今朝見ると、花穂がきいろくなっていました。
どうしたことかと調べてみると、これは雄花で少し紅色が混ざるということがわかった。


開花するとすぐに新芽(葉)が動き出してくるそうです。


そのうちに根っこも出てくれそうです。



部屋に入り、昨日のコロナ情報を調べた。


昨日3月6日の新規コロナ感染者情報 ( )内は前日記録 


全国  5万3969人   (6万3673人 )


愛知県   3053人   (4230人) 


豊田市    128人   (172人) 


新型コロナウイルスは、まだまだ感染者が多いですね。



さて、「明日は何の日」というと、3月8日は「国際女性デー」です。


日本に比べて各段に女性の地位が高いといわれることの多いアメリカですが、過去にさかのぼれば、女性が差別を受けていた歴史があったようです。


起源は諸説ありましたが、1908年(明治41年)に当時参政権がなかったアメリカの女性が労働条件の改善を訴えるデモを起こしたことが、国際女性デーの始まりだといわれています。
その後、1910年(明治43年)に国際社会主義者会議が開かれて、女性の政治参加と平等のための日として、国際女性デーが制定されたのでした。
国連が「国際女性年(婦人年)」を宣言した1975年(昭和50年)以降、3月8日は国連も公認する女性の日になっています。


なお、アメリカで女性の参政権が完全に認められたのは、1920年(大正9年)になってからです。
日本では、そこからさらに25年後、1945年(昭和20年)に女性の参政権が認められるようになりました。
今では当たり前のように女性も選挙に行きますが、ほんの80年前には、まだ女性は投票をすることすら叶わなかったというのでした。


国際女性デーにミモザの花を贈る風習は、イタリアから起こったものです。
イタリアでは、国際女性デーを「女性の祝日」と呼ぶこともあり、男性から女性にミモザを贈ります。
これが世界に広がって、ミモザの日と呼ばれるまでになったということですね。


   ミモザ


(※ ミモザとは、マメ科アカシア属の植物の俗称です。今では、ミモザというと一般的にはギンヨウアカシアを指すいすです。このミモザは、春先に黄金色の房状の花を咲かせる半落葉~常緑の高木。銀色がかった葉と花とのコントラストが美しく、切り花やフラワーアレンジメントにもよく使われるそうです。ミモザはやせた土でも成長できる樹木ですが、若木のうちは枝が折れやすく、根付くまでの管理がやや難しいため中級者向きだそうです。)


ミモザの花は、男性から女性への日頃の感謝の表われだそうです。
母親や恋人、妻、友人、同僚など、周囲の女性であれば、誰にでも贈れるものですから、まさしく「女性に対する感謝」ということになります。


愛らしいミモザの花は、見ているだけで気分が明るくなる。
もともとは男性から女性に贈るものですが、女性から女性に贈るケースもあるようですから、今年の国際女性デーは、大切な女性に花を贈ってみるのも良いかもしれません。


日本ではあまりなじみのない国際女性デーですが、なんと1923年(大正12年)3月8日に、日本初のフェミニスト団体の集会が行われたという記録がありました。
今から100年近く前に、すでに国際女性デーを意識した行動を起こしていた人もいるということですね。


とはいえ、その後、国際女性デーが日本に定着することはありませんでした。
戦争が起こり、国内が混乱していたということもあるでしょうが、日本は欧米に比べて女性の社会進出が大幅に遅れていたことから、女性が主役になって平等や政治参加を訴える運動がしにくかったのでしょう。


そんな中、1985年(昭和60年)に男女雇用機会均等法が、1999年(平成11年)には男女共同参画社会基本法が制定され、日本でも少しずつ男女平等の風潮が強まっています。


もともとは、女性の社会進出という政治的な意味合いが強かった国際女性デーですが、本来の目的が達成されつつある近年では、女性の活躍推進や女性への感謝といった、幅広い意味での「女性デー(女性の日)」としてのイベントが開催されています。



では、また明日