メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

ステキな秋を楽しもう

 

 希望の朝
10月30日(金) 起床4時25分  気温7℃  降水量0mm  湿度72% 


天気予報  雲が出ても穏やかな秋の空   昼間は過ごしやすい体感となる  
   最高気温 19℃   服装で体感差を調整する  乾燥注意報



今朝 6時31分  南の空   朝焼け前の空
日の出  6時11分     日の入  16時59分 


起きてカーテンごしに外を見るとまだ暗く、星が見える。
道路は平日と言うこともあり、通勤車のライトはまだほとんど見えない。
パソコンのスイッチを入れ、ストーブを点火してからゆっくりと着替える。


だんだんと車の音が多くなるが、音が消えるとおもうとスピードを上げた風切り音がしてくる。
まだ外はうす暗い。
4時台に起きても、早く寝たのでもう眠たくない。
久しぶりに、コーヒーを飲みながらブログ巡りを楽しんだ。


6時を過ぎたので玄関を出て、南の空の撮影をする。
ちょうど日の出後20分程過ぎた時間であった。


  ワンコ

まだうす暗い庭に、古いワンコの親子が迎えてくれた。
長い間あまざらしの状態で、色があせている。
陶器製なので、色を塗り替えてやればきれいになるのだろうが、今一自信がないしゆとりもないのです。


すぐそばには元気いっぱいに咲き誇っている花もある。

  ヒメムカシヨモギ


  山茶花

ことらは、寒さが増すごとに花の数が増えてくる。 


さて「今日は何の日」かというと、10月30日は「初恋の日」だそうです。
明治29年(1897年)のこの日に、島崎藤村が『文学界』46号に初恋の詩を発表したことを記念して作られた日だそうです。
この日は、長野県小諸市の老舗旅館「中棚荘(なかだなそう)」が制定した記念日。
中棚荘は文豪、島崎藤村ゆかりの宿として広く知られる旅館だそうです。
初恋は、大人になっても忘れられない方が多いのではないでしょうか。
メタじいにも、そんな時期が中学2年生になったときにありました。

 中学生からテニスをはじめる

テニス部の1年後輩で、他の小学校から入学してきたかわいい子でした。
この時は、ただかわいくて健康そうな子だなあと想っているだけで、卒業するまでズーと部活動で会えるのを楽しみにしていたことを思い出します。

 姿が見られるだけで幸せでした。

ただそれだけのことが、今思い返すと初恋だったのかと思います。
今まで話したこともありませんが、卒業して1年間は先輩として時々部活動の援助をしに学校へ出かけて行ったこともありました。
彼女が卒業してからは、ピタッと行かなくなりましたから。
メタじいにとっては懐かしき青春の一ページとなっています。


「初恋は実らない」と言われるように、思春期に一生懸命もがいて行動することで、色濃く心に残るからでしょうね。


=== 初恋 島崎藤村  ================


まだあげ初(そ)めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛(はなぐし)の
花ある君と思ひけり


やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅(うすくれない)の秋の実に
人こひ初めしはじめなり


わがこゝろなきためいきの
その髪の毛にかゝるとき
たのしき恋の盃を
君が情(なさけ)に酌(く)みしかな


林檎畑の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問(と)ひたまふこそこひしけれ
(引用元:若菜集 )
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甘くて切ない、そしてほろ苦い初恋。
詩を通して、ひととき懐かしい気持ちになりました。
初恋の詩が発表された当時と現代では、情景や出会い方は大きく異なります。
しかし、誰かを想う初めての「恋心」には変わりがないように感じませんか。



今日の予定は、何もありません。
Stay  Home です。
穏やかな天気となるようですから、庭の何処かにしゃがみこんで太陽の恵みをいっぱいに受けながら草取りなどしましょうか。


それにしても、人間にはたくさんの知恵や能力が与えられていますが、自然にはもっとすごい力があるのですね。


これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう
         そして
  災害救助・復興にあたってくださる みなさま