メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

世界に誇れる和の心を・・

      畳を敷いた床の間
     
9月24日(木)   起床6時25分  気温20℃  降水量0mm  湿度69% 
    予報予報     午前中に天気回復する   昼間はムシ暑く感じる  
            最高気温 30℃   昼間は半袖シャツでよい


今朝  7時20分 西の空
日の出  5時41分     日の入  17時46分


窓をあけると、うすくもりの空が広がっている。
温度計は昨日よりヤヤ高めの20℃だ。
ほんの少し寝苦しかったが、夏のムシムシ感はもうない。


着替えて庭に出ると、爽やかな空気。


すでに国道は通勤の車でにぎやかだ。


今年のさるすべりは、伸び放題になっている。
昨年に思いっきり切り詰めておいたからだろう。
この花は、花もちがいいし、華やかだ。
サルスベリという名前は「猿も滑るくらい樹皮がツルツルにむけている」ことからつけられた名前。
(実際に、樹皮がむけているだけなので猿は上手にさるすべりの木に昇っていくんです)
一方、漢字の名前、百日紅には「百日咲き続ける紅色の花」という意味があります。
百日紅の幹の様子と花の咲き方、そのどちらも名前で表現されている。
百日紅は鉢植えでもそだてることができます。
地植えでは大きく立派になる花木ですが、鉢植えでコンパクトに仕上げた百日紅もおもむきがあって素敵です。
植え替えには、段々と大きな鉢を使って、赤玉土と腐葉土を2:1の割合で混ぜたものに植え付けます。
鉢植えの場合に気をつけるのは水切れです。
とくに成長期はどんどん水を吸いますので乾いていたらしっかりと水をあげて育ててください。


奥の方に忘れ去られた鉢がありました。

     枯れたエノコログサです。
こんな姿も秋の風景ですね。
我が家では、子どもたちが大きくなってからはしばらく猫は住んでいなかったからなあ。


今日は、9月24日で「畳の日」です。


畳の日」は、畳のよさをアピールするために全国畳産業振興会が制定しました。
1年に2回あり、9月24日は畳を上げての大掃除を推奨する日として、環境衛生週間の始まりの日である「清掃の日」にちなんで。
もう一日は「い草」の美しい緑色にちなみ以前「みどりの日」だった4月29日とされています。
畳は日本で古来から使われている敷物となり、そのい草の香りが何とも懐かしい感じがします。
しかし、現代の日本では、残面ながら畳部屋のある賃貸物件などが減ってきています。
築年数が古い物件であれは畳部屋があったりしますが、築年数が新しい物件で畳部屋があるという物件はほとんど見かけなくなってしまいました。

 👈我が家の40年たった畳

改めて見ると古くなっていますが、ここが夏の昼寝場所となっています。
フローリングと違って適度に柔らかいため、そのまま寝転がることができて、夏にはそよ風を浴びながら畳に寝転がって昼寝をしたりするのが最高に気持ちいいんです。
でも、今年の夏は特別暑く、エアコンのきく部屋のソファーでの昼寝が多かったですね。


   海辺の旅館にあった和室

旅館などはいまだに畳の部屋がたくさん用意されていますが、ホテルなどは洋室が中心となっていて、少し日本らしさがうしなわれつつあるのが寂しいですね。
でも、この歳になると、寝起きはベッドがいいですね。


昨今、アパートやマンションに限らず、一戸建てでも「和室よりも洋間の数の方が多い」という家が少なくないようです。
たしかに掃除はもちろん、メンテナンスの点でも、和室より洋間の方に分があります。
とはいえ、やはり日本人にとって和室は魅力的な空間です。
真新しい畳の香りは清々しい気持ちにさせてくれるし、寝転がったときの固すぎず、柔らかすぎずという適度な感触は、洋間のカーペットやソファーでは味わえない。


ところで、自分の家に畳はなくても、訪問先の家で畳の敷かれた和室に入ったときに気をつけたいのが、「畳の縁は踏まない」という行儀作法でだ。
聞いたことはありませんか。
畳は、イグサを編み込んで作られた「畳表」と呼ばれる敷物で板材をおおっています。
その縁には「畳縁(たたみべり)」という帯状の布が縫いつけられていて、畳表を留める役割をはたしています。
一方、畳縁には装飾の意味もある。
たとえば、おしゃれな模様があしらわれていたり、その家の紋を入れたりする。
つまり、畳の縁を踏むと家紋を踏んでしまうケースもあるわけで、これは失礼きわまりないというわけなのです。
また、畳の縁は表面よりもわずかだが高く、歩くときに足を引っかけることもあり得るから、縁を踏まないのは安全のためでもある。
さらに、かつては命にかかわる話もあった。
表舞台で武士たちが活躍していた時代に、裏の世界で暗躍していたのは忍者や刺客といった曲者たち。
武家屋敷に忍び込み、要人の命を狙おうというとき、床下にかくれ、ターゲットが畳の上を歩いているときに、下から刀や槍で殺傷するという手段がとられることもあったそうだ。
そのときに利用されたのが、畳の縁と縁との境目だった。
他に、畳の縁は「結界(定められた聖域)」という説もある。
畳が和室に敷き詰められるまでは、権力者の座る場所にだけ畳が敷かれ、その場所以外は板敷ったという歴史がある。
つまり畳の縁には分け隔てる目印という意味もあったわけで、そこを踏むのは「タブー」とされた。
※平川陽一著『本当は怖い! 日本のしきたり―秘められた深い意味99』より一部を抜粋編集したものです。


日本人として、世界に誇れる和の心をいつまでも忘れないようにしたいものですねえ。



コロナ禍は一向に収まる気配もありませんが、これまでに被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


これからも試練は続きます。


復旧に向けても ともに頑張りましょう
         そして
  災害救助・復興にあたってくださる みなさま