メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

『禍』という漢字は・・・

7月24日(金)  午前6時40分 起床  外は曇り空 
      気温 22℃   降水量 0mm   湿度 88%
 予報 段々と雨が降りやすくなる。 ジメジメと蒸し暑い。 雷注意報


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昨日の中日新聞地方版に「『禍』という漢字」というタイトルで投稿が載っていた。
一読後、なるほどと思いながらも気になっていた。


「海の日」で休日のため、次女が孫を連れてきてくれた。
ここ数日、足首のねん挫で動きのままならない妻は、これ幸いとばかりに家の中の仕事を頼んでいた。


午後は、休みの日ではあるが、シップの取り換えのために営業中の接骨院へ妻を連れていく。
車の中で待機中に、接骨院の駐車場から見た風景です。

何事もないように静かである。


なのに、ここ数日は東京を中心に、大都市と言われる都市にコロナ禍が再度広がりを見せている。
落ち着くかと思っていた都市にまで感染者数が増加してきた。
愛知県の感染者の拡大も、過去最高の数字だという。
だからこそ新聞の「禍」の記事が余計に気になった。


「禍とは、神のたたりを受けて、思いがけない穴(落とし穴)にはまること。」


こう言う作者は、漢字辞典編集者の円満字(えんまんじ)二郎さんです。
その中で、特に興味をひかれた内容は、以下のとおりです。


「禍」は「わざわい」と読みますが、同じ読みの字に「災」があります。
「災」の上半分は「川」と関係が深く、下は「火」。
洪水とか、火事とか、自然発生的に起きる不幸な出来事を表す漢字。
これに対して「禍」の「示(しめすへん)」は神とか、社とか、神様に関係した字に出てくる部首です。
この字には、神様がこらしめるといういみがあるのでしょうか。
人間に下すわざわいというイメージです。
実際には、戦禍や舌禍、薬禍などとしてつかわれます。
それぞれは神様ではなく、人間が引き起こす出来事です。
今回のコロナ禍も、人の営みが深く関わっている。」


以上が作者のコメントの抜粋です。


読んだ後で、ずっと気になっていたので、夜になって辞書で確かめた。
禍の語を使った四字熟語には「転禍為福」(てんかいふく)があった。
転禍為福は、災い転じて福となすと読むことができる。
自分に降りかかった災いを上手く利用して有利に働くようにするという意味だという。


また、
「禍も三年置けば用に立つ」も載っていた。
これは、今わざわいとなるものも、時がたてば、役立って幸せの糸口となることもあるということらしい。


コロナ禍はいつか終息して、日常の生活が戻ってくる。
その先にはきっと良いことが待っていると信じたい。


人には、必ずや福が待っていると思いたい。
人は、きっとそう考えて、今という時を耐え忍び、望みを持って生きているのではないでしょうか。


被災されたみなさんも明るい明日をともに信じてがんばりましょう。


  災害救助・復興にあたってくださる みなさま


            そして