同じ楽しみも 変化してくる
五月晴れが続いていたので、そろそろ南天の植え込みを剪定しようかと思っていた矢先、朝から小雨日和となった。
これまでに、屋敷まわりもだいぶスッキリとしてきた。
今日は、花壇の整備をしようとしていたのだが見送った。
ギボウシも新芽が大きく成長しつつある。
さて、今日は何をしようかと考えていた時に、以前興味のあった本“=旧暦のある暮らし= 日本の七十二候 を楽しむ”を思い出し、引きずり出した。
はたしてこの時期はと考えながらページをめくって考えていた。
日本は、一年を通して春・夏・秋・冬と四つの季節に分かれている。
一年間が目に見えて、景色として移り変わっていくのが日本のいいところだ。
先人たちはこの一年の移ろいを、自然のリズムに合わせて、春・夏・秋・冬の四つに分け、さらに細かく六つのことがらに分けて楽しんできた。これを二十四節気と言い、これらは、テレビや新聞のニュースなどでよく報道されていることからも知られている。ひとつの節気が15日間あるので、これをさらに三つに分けて自然界をあらわしたものが七十二候と言われることを改めて知った。
その分け方で言えば今は、小満の時期。
小満とは、本によれば
「いのちが、しだいに満ち満ちていくころのこと。草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節です。」とある。
小満も三つの分ける
初候 蚕起きて 桑を食う 新暦の 5月21日~25日
次候 紅花栄う 新暦の 5月26日~30日
末候 麦秋至る 新暦の 5月31日~6月4日
先日も、皇后陛下が、蚕に桑の葉を与えるニュースが流れていた。
この時期になると、よく使われることば
・木の芽 ・山菜 ・まゆ ・そらまめ ・きす(魚)
・五月晴れ ・車エビ ・しそ ・紅花 ・潮干狩り
・衣替え ・びわ ・麦の収穫 ・しじゅうから
いずれも今の季節にぴったりの言葉で、旬を感じさせる。
最近では、野菜などもいろいろなものが年中出回っているのであまり旬を感じなくなっていた。
近くに農協のグリーンセンターがある。
主に野菜や苗を買いに行くが、近くの農家の人たちが、現在栽培されている旬の露地野菜を出している。
ここには、旬を見つける楽しみがある。
わらび・タケノコ・タラの芽・・・・この時期にしか会えない食べ物が大好きなメタじいです。
若かりしころは、早起きして採りに行ったものです。
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