メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

大好きです この花

これは、我が家の垣根や樹木の根元などに自生している「ドクダミ」と言われる野草です。
夕方近くを通ると、十字の形をした真っ白な花が目に飛び込んできます。
独特の臭いを発する「ドクダミ」ですが、この花の白さが気に入っています。
このドクダミの花言葉は、『白い追憶』『野生』と言われています。
「白い追憶」は、転んだときにドクダミの葉を揉んで傷口に当ててもらったという、母親との思い出を懐かしむことにちなんでいるそうです。
「野生」は、特別な手入れをしなくても元気に育っていく、ドクダミの生命力の強さを表しているとのこと。
我が家のドクダミを見ると、「野生」そのものの感じです。
広がりすぎて邪魔になると刈り取っていますが、しばらくするとまたはびこってきます。
一般的には、薬草として知られています。
ドクダミは日本や中国、東南アジアが原産の多年草で、草丈は20~40cm、繁殖力が旺盛で、地下茎を伸ばしてどんどん広がっていきます。
日本全国の道端など半日陰で目にすることができます。
草全体から強い臭いを放つことから、古くは「毒溜め(ドクダメ)」と呼ばれ、これが転じてドクダミという名前になったとされています。
ドクダミの葉や茎を乾燥させたものは、「十薬(じゅうやく)」という名前の生薬として知られています。
煎じて飲むと利尿作用や動脈硬化予防、解熱、解毒の効果があるとされています。
梅雨に入る前の5~6月に真っ白な花を咲かせます。
ただ、この白い花に見えるは苞(ほう)という葉が変化したもので、本来の花は中心にある黄色い棒状の部分だそうです。