人々の希望を生み出す知恵のあらわれ
地上に降りた守護神
2021年4月6日(火)
起床 6時20分 気温 6℃ 降水量 0mm 湿度 72%
天気予報 日差し届くが雲の多い日 朝晩はヒンヤリ 昼間暖かい
最高気温 15℃ 北西風 1m 調節しやすい服装で
清明(せいめい)
清明とは、すべてのものが清らかで生き生きとするころのこと。
若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝く季節の到来です。
新暦 4月4日~4月19日
初候 玄鳥至(つばめきたる)
新暦 4月4日~4月8日
海を渡ってつばめが南からやってくるころ。
また去年の巣に戻ってくるだろうかと気にかけたり。
今朝 7時20分 撮影 北の空
日の出 5時31分 日の入 18時16分
庭の南門の入り口にアーチで柵が作ってあり、そこにアケビとモッコウバラを這わせていますが、ここのところの陽気でよく生長してアケビに花がさいてきました。
アケビの花
アカメ樫の垣根も、赤い新芽が沢山出てきてきれいになってきました。
垣根
さて「今日は何の日」かというと、4月6日は、「城の日」でした。
もちろん4(し)6(ろ)の語呂合わせで、公益財団法人日本城郭協会が昭和49年度事業の一環として制定し、新聞などで広めました。
日本城郭協会は「日本および世界各国の城郭に関する研究、調査、啓蒙を通じて、民族、歴史、風土に関する知識の普及を図り、もって教育、文化の発展に寄与すること」を目的とした組織で、日本100名城、ヨーロッパ100名城の制定や城郭検定などを行っているそうです。
世界文化遺産の姫路城
日本の100名城に選定されているのは、世界遺産である姫路城や国宝である彦根城、松本城など天守がそびえる近世の著名な城から、城郭の始まりとされる環濠集落吉野ヶ里や古代の鬼ノ城、中世の足利氏館、一乗谷城、琉球王国の首里城、信長の安土城、西洋式の五稜郭までと、時代と地域を代表する多彩な城になっています。
このうちで、天守閣の存在が認められているのは12の城ですが、国宝に指定されているのは、松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城の国宝5城といわれています。
犬山城(愛知県)
この犬山城は豊臣秀吉が生まれた1537年(天文6年)、織田信長の叔父である織田信康によって創建された、現存する日本最古の木造天守だそうです。
観光ガイドによれば、犬山城は北方に木曽川が流れており、入場は南方からになります。
南方から天守が見えづらい構造になっていますが、城門をくぐり、天守が見えた瞬間、犬山城のすごさを体感できるそうです。
望楼型の天守最上階からは絶景をながめられます。
周囲を確認できるよう、天守最上階を取り巻く回廊(廻り縁)があり、天気が良い日には、美しい木曽川の眺めや、御嶽山、岐阜城、名古屋駅ビルなど山あり川ありの絶景が目にはいってくるということです。
天守からの景色
“名古屋城の守り神が地上に降臨“
こんな見出しで、3月に地上へ降ろされた名古屋城の金のシャチホコが話題になっています。
3月11日まで、名古屋城と市内で直接見られます。
雌の金鯱
古来、火除け、水の神獣として崇められてきた鯱を城郭の天守に初めて飾ったのは織田信長だそうです。
いざというとき、水を吐き、火事を鎮めてくれる。
そんな力をもつ鯱に、天下人も願いを込めたのでしょう。
鯱、獅子、龍、鬼……、と私たちの暮らしの中には、今でもさまざまな想像上の生物が息づいています。
海と山に囲まれ、自然災害や疫病などと人々が戦い、希望を生みだしてきた知恵だったとも言えます。
名古屋城の金鯱は、徳川家康が日本最大の天守に戴いて以来、さまざまな災厄ににらみをきかせ、ずっと、このまちを守ってきました。
江戸時代は尾張藩の苦境を助け、明治時代は名古屋城の命運をつなぎ、戦後は復興をすすめる市民の心の拠り所になってきました。
歴史を振り返ると、どんなときも市民のそばに金鯱がいたのです。
令和3年3月、名古屋の守護神、地上へ降臨。
金シャチのご利益なのか、コロナ禍による非常事態宣言は解除されましたが、人々の動きは以前より何となく増えて、感染者も増えてきました。
第4波につながらなければいいのですが。
気持ちのタガをゆるめると、なかなか元に戻すのは大変なことです。
コロナ感染症のワクチン接種が高齢者にも、いよいよ4月には順番がマワルということなので、それまで外出を控えて感染を防いでいきます。
コロナに感染され、療養中のみなさま
これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま
台風や水害で避難されたみなさま
みんなで気持ちをしっかり持ち
ともにがんばってまいりましょう。
復旧に向けても ともに頑張りましょう
そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま
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