メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

鬼は外 福は内

 寺社の豆まき(昨年の成田山)


2021年2月2日(火) 


起床 6時53分  気温 7℃  降水量 1mm  湿度 90% 
天気予報  午前は雨が残り午後晴れてくる  午後は雨ものこる  
最高気温 10℃  北西風 4m  昼間の寒さ控え目 


大寒(だいかん)
  大寒とは、一年でもっとも寒さが厳しいころのこと。
  日がしだいに長くなり、春へ向かう時期でもあります。
       新暦 1月20日~2月3日
 末候  鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)新暦1月30日~2月3日
  鶏が卵を産み始めるころ。
  かつて鶏の産卵期は、春から夏にかけてでした。


今朝 7時21分 撮影 南の空  うすい雲の覆う空
日の出 6時50分   日の入 17時20分 


昨日は、金属ゴミの回収がありました。
自治体の回収ではなく、自営の回収業者の情報チラシが新聞受けに入っていたのを見て、大型の金属ゴミを出すことにしてあったのです。


事前に、業者のチラシに連絡先が書いてあったので、廃車にした軽トラックがあることを連絡しておいたのです。
それで、昨日9時過ぎに業者から連絡がきたので、10時過ぎに回収に来てもらったのです。
合わせて、乗用車用のホイル付きのタイヤも持って行ってくれることになりました。


これまで処分に困っていたものであり、大いに助かりました。



さて「今日は何の日」かというと、2月2日は、「節分」です。
「節分」は例年、2月3日ですが、2021年は暦のずれの影響で1日早まり、124年ぶりに2月2日となる珍しい年だそうです。
「節分」は「立春」の前日とされていますが、国立天文台暦計算室によりますと、暦のずれの影響で今年は「立春」が2月3日で、「節分」が2月2日になるということのようです。
節分とは、「鬼を追い払って新年を迎える、立春の前日の行事」だそうです。
二十四節気において立春は新年の始まりで、節分は大みそか的な日なのです。
旧暦の大みそかとも日付が近く(時に重なることもありました)、江戸時代までは同じように一年の締めくくりの日としていたようです。
鬼を追い払う行事は、「おにやらい」(追儺)という宮廷の行事が発祥だそうです。
殿上人(てんじょうびと)と呼ばれる身分の高い貴族が、桃の弓、葦の矢を持ち、鬼に扮した家来たちを追いかけて逃走させる…というものでした。
おにやらいは、宮中ではだんだんすたれて行われなくなるのですが、各地の寺社が形を変えつつ受け継ぎ、庶民にも浸透してきました。

  豆まき

豆まきには、地方や家庭によってさまざまな風習がありますが、一般的な例は次のようにやるといいと言われています。
1:豆はお供えしておく
霊力が宿った「福豆」なので、豆まき開始までは神棚などにお供えしておきましょう。
神棚がなければ高い場所においておいてもいい。
豆は火が通ったものを用意しましょう。

 いり豆

拾い忘れて芽が出ると、縁起が悪いとされています。
市販の豆はほとんどが炒り豆なのでご安心をしてもいいそうです。
2:時間は夜
鬼は夜に訪れると考えられているためです。
難しければ昼間でも大丈夫です。
3:奥の部屋からまいていく
窓やドアの外に向かって「鬼は外」とまいていきます。
まいたらすぐ窓・ドアを閉めて、鬼が戻らないようにし、室内に向かって「福は内」とまきます。
これを玄関まで繰り返します。
4:年齢の数だけ豆を食べる
自分の年齢と同じだけ「年取り豆」を食べましょう。
新年を迎えるため(または数え年で数えるため)、「年齢+1」とも言われます。
食べきれなかった場合は、熱いお湯を注いで「福茶」にして飲めば、食べたのと同じ効能なのだといわれています。
豆を香ばしく炒り直し、塩昆布や梅干しを入れて塩味を利かせると美味しくなります。
豆まきには「鬼を打ち払う」意味と、「豆を投げ与えて恵み、静まってもらう」という、2つの意味が込められているそうです。


豆や米などの五穀には霊力があり、まいた場所は清められ、聖域になる…という考えがあるからです。
だからこそ、「福は内」では室内にも向かって投げるし、拾って食べると良いことがあるんです。
家庭で豆まきをする場合、家のドアや窓を開けて「鬼は外」と豆をまき、鬼が戻ってこないようにドアや窓を閉めてから「福は内」と豆をまくのが一般的なようです。
鬼に豆をぶつけて魔を追い払い、豆を食べて、一年の無病息災を願うことと、邪気や悪いものをキレイに落として、新年に幸運を呼び込むということを目的に「鬼は外、福は内」といいながら豆をまくのです。

 豆まき

また、近年コンビニなどで節分に恵方をむいて食べると良いことがあると宣伝している巻き寿司がうられています。
恵方とは、その年の福徳を司る歳徳神(としとくじん。年神様の別称)のいる方角で、その方角に向かって事を行えば何事も吉とされています。
2021年の恵方は、南南東だそうです。

2021年の恵方は南南東

メタじいの家では、子どもたちも小さく祖母がいたときは玄関の入り口に、魔除けとしてヒイラギの小枝にイワシの頭を差したものを飾って、にぎやかに豆まきをしていたこともありました。

 ヒイラギいわし


今年の豆まきは、早々に中止と決めた寺社も多いようですね。
我が高齢者家族では、細々ではありますが、元気にジャを払い一年の無病息災を強く願いたいと思っています。


コロナ禍はまだ緊急事態宣言下にあり、感染者は一時よりも減りつつありますが収束には程遠いようです。


今しばらくは、慎重な生活を心がけることが肝心です。


コロナに感染されたみなさま


これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう
  そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま