メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

やっと冬の日差しが届いてきた

   田舎の朝日を浴びる屋敷


2022年1月10日(月)


起床 6時40分  気温 1℃  降水量 0mm  湿度 82% 
天気予報 今日は青空広がる 昼間は過し易い陽気 朝晩は寒い  
最高気温 11℃  東の風 1m  乾燥注意報  



小寒(しょうかん)
 小寒とは、寒さが極まるやや手前のこと。
寒(かん)の入りを迎え、立春になる寒の明けまでの約一か月が寒の内です。
      新暦 1月5日~1月19日
次候 水泉動(すいせんうごく)
     新暦 1月10日~1月14日
   地中では凍っていた泉が動きはじめるころ。
   十日まで供えた鏡餅は、十一日に鏡開きをします。 
 


旬の魚介(こまい):旬の野菜(春菊)



今朝  7時40分  撮影 北の空   冬晴れの晴天
日の出 7時00分   日の入 16時57分
  


今朝の寒さは昨日よりゆるい。


日の出の時間に近づいてきたが、まだ太陽の温もりも届かないが、上天気だけは間違いない空だ。


部屋に日が差し込んできたのでスマホを持って外に出る。
氷は張っておらず、冷たさもあまり感じない。


裏口から北の空を撮ってから東口に回る。


   東口の門前


霜もないのでビオラもしおれていない。
我が家にも日の光が差し込みだした。


   入り口にあるナンテン


ここにもマサに日が差しだした。
南天の実がたくさん残されている。


さらに前の道路にでると、生垣のねもとに、ヒガンバナの葉が繁っている。
寒いときでも緑の色を守っている。


   ヒガンバナ(曼殊沙華)


今日は、午前中に足裏のマッサージを予約してあるので市内まででかけていく。



さて、「明日は何の日」かというと、1月11日は「鏡開き」でした。


鏡開きとは、お正月に年神様(としがみさま)が滞在していた「依り代(よりしろ=居場所)」であるお餅を食べることで、霊力を分けてもらい、1年の良運を願う行事です。


年神様は、穀物の神様です。
毎年お正月にやってきて、人々に新年の良運と、1歳分の年齢を与えると考えられてきました。


門松や鏡餅は、神様をお迎えするためのものです。
年神様が家々に滞在する期間が「松の内」。
松の内が過ぎて年神様を見送りしたら、鏡餅を食べ、その霊力を分けていただいて、1年の無病息災を願うのです。


   鏡餅

 (資料より)


また、戦国~江戸時代の武家社会には、武士の魂である甲冑(かっちゅう)の前にお餅を供え、お正月明けに食べる「具足祝い(ぐそくいわい)」、「具足開き」という行事がありました。


鏡開きで正月に一区切りつけるということは、その年の仕事始めをするという意味がありました。
武士は具足などを納めていた櫃(ひつ)を開き、商家では蔵を開き、農村では田打ちという作業をして1年の出発としていました。
剣道などの武道で、新年の道場開きに鏡開きをする(またはお汁粉などをふるまう)のは、その名残りです。


刃物で切ることは切腹を連想させて縁起が悪いとされ、木槌(きづち)で細かく割りました。


   木槌で細かく

 (これも資料より)

メタじいの家の鏡餅は、透明なシートに包まれていて乾燥がほとんどない。


江戸時代以降、このような武家スタイルが一般にも広まり、現代のような鏡開きの方法へと続いています。


「割る」という言葉を使わないのは、縁起が悪いから。
「開く」は、末広がりで縁起も良く、お正月にぴったりの言葉といえます。


   もうひとつの鏡開き

 


大きな樽酒のふたを木槌で勢いよく割るお祝いの行事も「鏡開き」と呼ばれています。
この場合の「鏡」は、酒樽の丸い上ぶたのことを指します。


そもそもお餅とお酒は切っても切れない関係。
稲魂(いなだま)や穀霊(こくれい)という言葉があるように、日本人はお米の一粒一粒に霊力が宿っていると考えてきました。


お米を醸造して作る日本酒や、つき固めて作るお餅の場合は、「霊力がさらに倍増する」とも考え、神様への神聖なお供えものとなったのです。


神前に供えられたあと、「お下がり」としてそのお酒がふるまわれ、酌み交わすことで神様の力を分けてもらう…という考え方は、鏡餅と同じです。


では、マタ明日