メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

人の心を惑わすような美しさ

7月28日(火)   起床 7時15分   曇り空なれど明るい  ムッと暑い
          気温 25℃  降水量  0mm  湿度 96%。


   天気予報   梅雨空が広がり、雨がパラつく可能性あり 
          湿気がまとわりつく暑さ


大 暑  次候 土潤溽暑(つちうるおいてむしあつし) 7月28日~8月1日
       むわッと熱気がまとわりつく蒸し暑いころ  
     ・旬の魚 あなご   ・旬の野菜 枝豆   ・旬の行事 蛍狩り


時候にピッたりの朝だ。
明け方、3時半ごろトイレに起きたが、まだ薄暗かったし眠気も残っていたので二度寝した。
目が覚めたらもう、7時をすぎていた。


今日は、2週間ぶりの整体院へ行く日だ。
何となく汗ばんでいる寝間着を脱いで、ぬれたタオルで身体をふく。
湿度がたかくても、すっきりした朝になった。


さア!  一日の始まりだ。 


朝食を済ませ、出発時間がくるまで新聞に目を通す。


出発すると道路はすいている。
いつも、通勤時間帯をはずして治療院の予約をしているから。
正午の5分まえには、家に戻れた。
いつものパンを中心の昼食後、テレビを見る。


愛知県のコロナ感染者が100人を超えたという。
とうとう新記録を作ってしまった。
このところ、各地で感染者の記録を塗り替えている。
そのうちにはやってくるだろうと思いながらも、こないことを望んでいた。


気分もよくないので、庭に出た。
蒸し暑いが、雨も落ちていないので一回りしようと出たのです。

先日25日にアップした記事の最後に載せておいた花がさらに開いており、ほかに、新芽も数本出てきているのに気が付いた。
名前は、「キツネノカミソリ」という。
これまで何年も突然に茎をのばし、咲き始めていることは知っていたが、名前までは調べてなかった。
ところが、先日、偶然にもブログ巡りをしているときに同じ花を見つけて、名前を知り、興味を持った。


部屋に戻ると急いでネットで調べた。


こんな時間がたまらなく楽しい。


キツネノカミソリはユリ目ヒガンバナ科の多年草球根植物。
ヒガンバナを知っている方は多いかもしれませんが、キツネノカミソリを知っている方はあまり多くは無いかもしれません。
キツネノカミソリは漢字では「狐の剃刀」と書きます。とても面白い、興味深い名前ですよね。


キツネノカミソリの特徴としてまず挙げられるのが、この見た目です。
キツネノカミソリは開花時期には葉が無くなり、直立した茎に花がついている見た目になります。
世の中には色々な花がありますが、この外見は一度見れば覚えられそうですよね。キツネノカミソリは群生することが多く、この直立した茎と花が沢山並ぶと圧巻の光景になります。


キツネノカミソリは葉が無い状態で花が咲くので、その姿が狐に化かされたようだ、という説があります。
確かに、見た目はまるで開花時期を間違えてしまったようにも見えるかもしれませんね。
色合いに狐を感じた、ということもあるかもしれません。


キツネノカミソリは元々葉が無い訳ではなく、成長途中ではちゃんと葉があります。早春の時期から葉を出して栄養を作り、球根を太らせます。
そして十分に栄養を球根に溜めた頃になると葉が落ち、茎が伸びて花をつけるのです。
葉が落ちてから茎が出てきますので、いきなり地面から茎が伸びてくるように見えてとても面白い花です。


キツネノカミソリは毒を持つ特徴もありますので、何か恐ろしい花言葉がついているかもしれないと思う方もいるかもしれませんが、花言葉は「妖艶」
妖艶とは人の心を惑わすような美しさを表す言葉ですが、昔の人はキツネノカミソリにそんな美しさを感じていたのですね。


これまでは、化かされたままで今日まで来てしまいました。




災害被災地のみなさま
梅雨も間もなく北上してくれます。


あと少し、復旧のために頑張ってください



         そして


  災害救助・復興にあたってくださる みなさま