メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

1300年前を垣間見る幻想的なイベントです

   夜の川面にうかぶ篝(かがり)火


2021年5月11日(火) 


起床 5時38分  気温 13℃  降水量 0mm  湿度 73% 
天気予報  雲広がりニワカ雨あり  昼間は日差し戻る  
最高気温 20℃  北西 風速1m  暑さ控え目


立夏(りっか)
 立夏とは、しだいに夏めいてくるころのこと。
青々とした緑、さわやかな風、気持ちいい五月晴れの季節です。
      新暦 5月5日~5月20日
 次候  蚯蚓出(みみずいずる)
     新暦 5月10日~5月14日
  みみずが土の中から出てくるころ。
  土を肥やしてくれる、田畑の隠れた味方です。



今朝 6時35分  撮影 南の空   雲の広がる空
   日の出 4時50分   日の入 18時44分


今朝、屋敷とそのまわりに咲いていた花たちです。


   アヤメ

アヤメは高さ30~60cm、葉はまっすぐに立ち、茎の先端に1~3輪の花を咲かせる多年草です。
多数の茎が株立ちになり、短く這う根茎からは多数のひげ根が伸びています。
湿地の植物のように思われていますが、低山から高原の明るい草原に見られる植物です。
古くから栽培されていますが、ハナショウブやカキツバタほど園芸品種は生まれませんでした。
青色のアヤメの花言葉は、「信念」「大きな志」「強い希望」となっています。


   カラスノエンドウ


カラスノエンドウはソラマメ属の一年草でヤハズエンドウともいいます。
本州以南の空き地や道端などで広く見ることができます。
秋に発芽して越冬する越年草で、翌春に 1m 以上の草丈にまで生長し 3〜6 月の花期に小型の紅紫色の花を咲かせます。
カラスノエンドウの名前の由来は果実(さや)が熟すと黒くなるためです。
カラスノエンドウの花言葉は、「小さな恋人たち」「喜びの訪れ」「未来の幸せ」となっています。


   スイカズラ


北海道の北部を除いた日本全土に分布する蔓(つる)性植物です。
林の下や川の土手などで他の樹木に絡まりながら育つことが多い。
日本のほか中国や朝鮮半島にも自生する。
スイカズラという名前は、花の形を人が蜜を吸うときの唇の形に見立てたものです。
5月~7月にかけて咲く花は長さ3~4㎝ほどで、二輪が並んで咲く。
秋の終わりには真ん丸の実ができる。
実は熟すと青黒色でピカピカしている。
スイカ ズラの花言葉は、「愛の絆」「友愛」となっています。



さて、「今日は何の日」といわれると、5月11日は「鵜飼開きの日」です。
有名な岐阜県長良川の「鵜飼い(うかい)」は、5月11日から10月15日まで行われ、この日が初日にあたることが由来となっていました。
鵜飼いとは、松明(たいまつ)の火で鮎(アユ)をおびき寄せ、飼いならした鵜を使って鮎を捕る伝統的な漁法です。


   長良川鵜飼


その歴史は古く『日本書紀』『古事記』にも鵜飼いについての記載があるそうです。
鵜飼い漁で獲れる魚には傷がつかず、鵜の食道で一瞬にして気絶させるために鮮度を保つことができるといわれています。
そのため、鵜飼い鮎は献上品として珍重されてきました。


   天然の鮎

(黄色の班点が天然鮎のしるしといわれる)


鵜飼いは、日本や中国などで古くから行われていて、ヨーロッパでは16世紀から17世紀の間、イギリスとフランスの宮廷を中心に鵜飼いがスポーツとして行われていたといいます。
現在では漁業というより、観光業のショーとして行われることが多いが、約1300年前から行われている古典漁法をいまに伝えるものだそうです。
長良川鵜飼いは、日本で唯一皇室御用の鵜飼いであり、長良川の鵜匠は正式名称を「宮内庁式部職鵜匠」といい、宮内庁の職員(国家公務員)となっているそうです。
宮内庁の御料場で行われる8回の鵜飼いは「御料鵜飼」と呼ばれ、獲れた鮎は皇居へ献上されるほか、明治神宮や伊勢神宮へも奉納されると言われています。
長良川の鵜飼いは、中秋の名月と増水時を除く毎夜行われています。
中秋の名月に行われないのは、篝火で驚かせた鮎を捕らえる鵜飼では、「月が明る過ぎると篝火の効果が薄れるため」といわれることもあるが、他の満月の際には催されるので、これは伝統的な公休と言えるようです。


1300年以上の歴史を持つとされる長良川鵜飼を見学することもできます。
長良川の鵜飼いを見学するには、鵜飼の舟に乗ることは出来ませんが、鵜舟の様子を間近で見学することができる「鵜飼観覧船」が運行されています。


   待機中の鵜飼観覧船


観覧船が船団を組み、鵜舟1隻と並走して川を下りながら見学するのは幻想的な気分にさせてくれます。



それにしても、コロナの勢いは一向に衰えをみせませんねえ。
昨日も感染者が新記録などと報道していました。
目の前に、五輪が迫ってきているというのに。


コロナ感染症のワクチン接種が、豊田地方の高齢者にも、いよいよ5月には順番がマワルということなので、とにもかくにも外出を控えて感染を防いでいます。
何とかコロナウイルスを制圧しないと、五輪どころではなくなります。


コロナに感染され、療養中のみなさま


これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう


  そして


救助・復興・治療にあたってくださる みなさま