メタじいの日常

気が付けば後期高齢者です。孫が6人にもなりました。会うたびに大きくなるのでたのしみです。

創意工夫から生まれたものです

  パン屋さんの陳列棚から


2021年4月4日(日) 


起床 6時35分  気温 14℃  降水量 0mm  湿度 74% 
天気予報  雨降りの日  朝晩は比較的に暖かい  
最高気温  17℃  南東風 1m  昼間は過ごしやすい体感  


清明(せいめい)
 清明とは、すべてのものが清らかで生き生きとするころのこと。
 若葉が萌え、花が咲き、鳥が歌い舞う、生命が輝く季節の到来です。
      新暦 4月4日~4月19日
 初候  玄鳥至(つばめきたる) 
      新暦 4月4日~4月8日
  海を渡ってつばめが南からやってくるころ。
  また去年の巣に戻ってくるだろうかと気にかけたり。


今朝 7時21分  撮影 南の空   雲が空一面を覆っている


  日の出 5時34分   日の入 18時14分 


昨日は、朝食後に公民館で高齢者クラブの役員会があり出席しました。
会議後、公民館の駐車場で花壇の手入れをしながら、日頃できないおしゃべりの時間を費やしました。


   担当している花壇


駐車場の周りには、7本の桜の木が植えてあります。
全て違う種類の桜の木で、四季桜だけはすでに葉桜になっていましたが、他の6本の木は満開でした。
でも、名前がわかりませんでした。


   サクラA


   サクラB


今朝は、空いっぱいの曇り空です。
天気予報によれば、段々と雨の降る天気とのことです。
サクラ散らしの雨となりそうです。



さて「今日は何の日」かというと、4月4日は、「あんぱんの日」でした。
1875年(明治8年)4月4日に、東京向島の水戸藩下屋敷でお花見をされる明治天皇にあんぱんが献上されました。
このあんぱんを作ったのが、木村屋(現:木村屋總本店)で、日本を象徴する国花であり季節感を表現するために、奈良の吉野山から取り寄せた八重桜の花びらの塩漬けを入れた桜あんぱんを献上したそうです。


   あんぱん


あんぱんは、23歳になられた明治天皇のお気に召し、「引き続き納めるように」というお言葉があったそうです。
このことから、2001年(平成13年)4月4日は「あんぱんの日」として記念日に認定されたのです。
あんぱんを発案したのは、木村屋總本店の創業者である木村安兵衛と次男の木村英三郎でした。
1869年(明治2年)に文英堂というパン屋を開店するも、開店した年の暮れに近隣で発生した火災の被害を受けお店は焼失し、翌年に木村屋と屋号を改めて再スタートしたのだそうです。
   現在の木村屋総本店(銀座)

  


当時は、日本ではパンが普及しておらず、パンを日本中に広めるためにも、日本人の嗜好に合わせたパンの開発に力を入れていました。
当時パン作りはホップ種を用いたパン酵母が使われており、食感が固いため日本人の口には合っていなかったそうです。
そこで試行錯誤の結果、木村安兵衛と木村英三郎は酒種を使ったパンを開発したのだそうです。
この酒種パンは、すでに日本にあった酒饅頭の作り方からヒントを得たと言われています。
そして1874年(明治7年)に酒種パンにあんこを入れたあんぱんが誕生し、店舗に並び発売されたのでした。


   桜あんぱん


明治7年に発売されたあんぱんを明治天皇に献上するようになったのは、明治天皇の侍従で剣豪と言われ山岡鉄舟のお陰だといわれています。


木村安兵衛と親交のあった山岡鉄舟があんぱんの美味しさに感動し、「陛下に召し上がっていただこう」と行動に移したことがきっかけで、明治天皇に献上することとなったというしだいでした。
そして、これがきっかけで木村屋の名前とともに、あんぱんが日本中に知れ渡ることになったと言われていました。


ところで、あんぱんに入っているあんこには「つぶあん」と「こしあん」が一般的です。つぶあんとは、小豆を柔らかくなるまで煮た後に砂糖を混ぜて練り上げたものです。
こしあんは小豆を柔らかく煮た後に裏ごしをして、皮を取り除いてから砂糖を加えて練り上げたものです。
つぶあんは小豆の食感が楽しめ、こしあんはサラッとしたなめらかな食感が特徴となります。
ちなみに、明治天皇に献上された桜あんぱんはこしあんを使ったもので、「酒種 桜」という商品名で現在も銀座木村屋總本店で販売されているそうです。



コロナ禍による非常事態宣言は解除されましたが、人々の動きは以前より増えて、感染者も増えてきました。
第4波につながらなければいいのですが。


気持ちのタガをゆるめると、なかなか元に戻すのは大変なことです。


コロナ感染症のワクチン接種が高齢者にも、いよいよ4月には順番がマワルということなので、それまで外出を控えて感染を防いでいきます。


コロナに感染され、療養中のみなさま


これまでに各種災害などで、被災された地域のみなさま


台風や水害で避難されたみなさま


みんなで気持ちをしっかり持ち


ともにがんばってまいりましょう。


復旧に向けても ともに頑張りましょう
  そして
救助・復興・治療にあたってくださる みなさま